これから就職活動をする皆さんは、なんとしても「ブラック企業だけは避けたい」と考えていませんか?人生の大半をかける仕事ですから、ぜひともホワイト企業につとめたいですよね。
しかしどんなホワイト業界なのかわからない人も多いはず。
そこで今回は、日本のホワイト業界をランキングにしてまとめました。
ホワイト企業が比較的多い業界はどこなのか知って、あなたの就活に役立てていただけると幸いです。
最後には、ジョブリエが考える『ホワイト企業に転職するための方法』も掲載していますので、最後までチェックしてみてくださいね。
目次
ホワイト業界ランキング1位 地方の公務員業界
地方の公務員は圧倒的にホワイトな業界です。
国や市の職員がこれに該当します。
特徴として、地方の公務員は土日が休みですし、残業も常識の範囲内でのみ。給料も安定的に上昇していきます。 地方の役所はそこまで忙しくてもならず、仕事も楽です。
ただ、ネックであるのは、公務員は試験を受けなければならないということ。さらに場合によっては年齢制限もあるのも痛いです。試験は相当な準備をしなければ合格できないので、地方公務員として人生をかける覚悟が必要でしょう。
ホワイト業界ランキング2位 郵便局とJRなどの元・公務員業界
もともと公務員だった業種もホワイトな業界です。
具体的にはもともと国が運営していた事業の「JR」「郵便局」などが該当します。これらの会社は給料も高く、一般職より福利厚生もかなりしっかりしています。
ただ、JRも郵便局は就職するのが大変だという弱点もあります。就職難易度が高いのは、ホワイト業界の宿命といえるでしょう。
ホワイト業界ランキング3位 インフラ業界
NTTや水道、ガス、電気などのインフラ業界は、社会に必ず必要な業種であり、新規参入が困難な業界です。
そのせいか非常に給料が高くて、社員の扱いも好待遇。将来の展望も心強いです。
インフラ企業の本社はもちろん、子会社も比較的ホワイトのことが多いので、地方勤務でも十分にホワイト企業の恩恵を享受できます。
NTTや電力会社などの本社に入社することは、非常に難しいですが、地方勤務であれば可能性はあります。
ホワイト業界ランキング4位 航空・海運業界
ANA、JALなどに代表される大手航空会社も給与、福利厚生面で待遇がよく、十分ホワイト業界といえます。
女性が多い業種なので、育児関係の福利厚生が充実しています。
また、航空会社だけでなく、地方空港の職員も給与が高めです。地方空港は消化すべき仕事量も少ないのでお勧めできます。
空港だけでなく、海運会社もホワイトです。日本の海運を掌握しているせいか、待遇が良くなること多く、職業として非常に安定しています。 航空業界に比べて海運業界はあまり人気がないようなので、狙い目かもしれません。
ホワイト業界ランキング5位 化学系業界
スマートフォンの部品を作っている会社など、化学系商品を扱う業界はかなりホワイトです。
化学関連企業は知名度が低く、名前だけ聞いては何をしている企業なのか分かりにくいため、敬遠されがち。
しかし中小規模企業でも実は大きな売上を記録する企業が多いため、給料が高くなる傾向にあります。
よくテレビで出てくるような小さな町工場も、この業界に該当します。
あたかもブラックのように見えるかもしれませんが、このような会社は休みをきちんととれるうえに、激務どころか仕事が少ないです。
決まったルーティンをこなすだけですむのが、激務にならない原因でしょう。
業種そのものが若者に人気がなく、比較的志望者が少ないのもポイント。しかし就職してみると離職率も低くて、転職者も少ないです。
隠れたホワイト業界こそ、化学系業界かもしれません。
ホワイト業界ランキング6位 私立大学業界
私立大学の職員もホワイト業界と言えるでしょう。
土曜日は授業がない大学も多いため高確率で休日ですし、夏休み期間中には交代勤務になるところが多いです。勤務中は十分な休憩時間も取れます。さらに給与も高い所が多いのも魅力。
仕事の相手も文部科学省や特定の教育事業者ですし、大学生は社会人一歩手前なこともあって不合理な親がでてくることも稀です。
残業は少しありますが、それを差し引いても十分にホワイトといってもよい業界でしょう。
就職方法も通常の求人サイトに記載されていることが多く、特殊な試験は必要ありません。
ホワイト業界ランキング7位 石油・石炭業界
石油と石炭などのエネルギー系の業界もホワイト業界といえます。
石油ビジネスは長期間蓄積したノウハウが必要な業界なので、新規参入してくる企業が少なく雇用が安定しています。
そのせいか給料が高いところが多いです。
また業界全体の傾向として、土日は機器を稼働しない企業がほとんどなので、休みも十分にあります。
ただ最近、代替エネルギー開発が進められているのが少し気になる点です。
石油や石炭がいつまで使用されるかは未知数ですから、今の安定が永遠に続くことはないのが問題といえます。
ホワイト業界ランキング8位 輸送機器業界
自動車と鉄道、フェリー、飛行機など輸送用機器を製造するメーカーもホワイト業界です。
給料も高いし、休日もまともに取れる会社が多いです。
トヨタ、日産などは言うまでもなく人気の企業です。
ただ部署や時期によっては激務になることも多く、リストラの対象になる可能性も秘めています。
ホワイト業界で働きたいなら
『今の会社がブラック気味…』なんて悩んでいるようであれば、上記で紹介したホワイト業界に転職を考えるのも一つです。
転職エージェントのサービスを利用すれば、非公開の求人なども紹介してもらえたり、応募書類のアドバイスなど転職活動のサポートも受けることができます。
そして転職エージェントをおすすめしたいのは、『面倒くさがり』『先延ばしにしがち』な人。
私は面倒くさがりで、「明日でいっか~」などと理由をつけてなかなか行動を起こさないという悪いクセがあります(笑)
転職活動中に重い腰をあげ、やっとこさ2件の転職エージェントに試しに登録してみたのですが、正解でした。
求人企業の詳しい情報を教えてくれたり、希望の条件の求人をいくつも紹介してもらえました。残業状況も教えてくれたのは、とてもありがたかったです。
転職エージェントのメリット
そんな面倒くさがりの私が利用してみて思った転職エージェントのメリットを以下にまとめました。
- 期限を設定して転職準備のやることをアドバイスしてくれる(いついつまでに履歴書作りましょう etc)
- 伝えた条件に該当する会社の候補をドンドンと提案してくれる
- 質問にはきちんと答えてくれて、不安なことも聞いてくれる
- 状況を確認してくれたり、会社を紹介してくれたりと頻繁に連絡をくれる
- 求人情報だけではわからない、会社の雰囲気や残業、賞与について教えてもらえる
- 面接日程の調整などもしてくれる
などが特に助かりました。
なかなか行動に移せない自分にとっては、お尻を叩いてくれるといいますか、一緒に行動してくれるところが『転職活動をやらないとまずい!』という気持ちにしてくれ、行動できました。
ホワイト業界に就職したい人、そして私のように面倒くさがりだったり、ついつい怠けてしまう人にはおすすめです。もちろん、早く転職先を見つけたい!といった人にもおすすめです。
登録も会社紹介も無料なので、面倒くさがりな方は転職活動の一歩目として、まずは登録だけでもしてみると良いと思います。登録にかかる時間は1~2分でできてしまいます。
何かしら行動を起こすと、やる気が出てくると思いますよ!登録したことで、ちょっと満足感も得ることができますしね(笑)
以下、おすすめの転職エージェントです。
おすすめエージェント:type転職
手厚いサポートが印象的。
おすすめエージェント:DODA転職
業界最第級の求人数。紹介企業の中には誰もが知っている大手有名企業もあります。
この記事のまとめ
以上、ホワイト業界のランキングを8位まで紹介しましたが、いかがでしょうか。
昔から「公務員がベスト」という風潮がありますが、今でも変わっていません。やはり公務員がぶっちぎりでホワイト業界です。元・公務員だった業界も公務員時代の風習が残っているため、必然的にホワイト業界になっています。
その他はビジネスとして将来が安定しているのがホワイト業界としてランクイン。
ブラック=激務になるのは、ビジネスとして安定してないからかもしれませんね。
いまから就職活動する人は今回紹介したランキングを是非参考にしてみてください。
なお、気になる企業がホワイトなのかブラックなのかチェックしたい場合は、以下の記事も参考にしてみてください。