体育会系企業の特徴とは?社風が合わない…を避ける方法教えます

体育会系の男性 お役立ち情報

体育会系企業という言葉を就活や転職をしていると誰しも耳にしたことがあるかと思います。
体育会系企業の社風が肌に合う・合わないというのは、
人によってかなり差が出てしまう可能性が高いです。

かくいう私も体育会系企業を経験し、社風が合わず毎日苦痛で退職した一人です。
その時の体験ももとにして、みなさんにお伝えしたいと思います。

社風が合う合わないは、働く上でとても大事。
せっかく採用され入社したのに、社風が合わずすぐに辞めたい…と思わないためにも、体育会系企業の特徴を押さえて、自分に合うか合わないのか診断してから就職しましょう!

体育会系企業の特徴

体育会系企業とはどういうものなのか、明確な定義はありませんが体育会系企業にみられるいくつかの特徴があります。
なお、体育会系企業とブラック企業は混同されがちですが、これは全くの別モノです。
大きな違いとしては、ブラック企業は労働基準法などの法律に違反しているところです。
しかしながら、特徴に共通する部分が多いのも事実。そしてブラック企業には、体育会系の会社が多いのです。

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それでは、早速、体育会系企業の特徴にはどんなものがあるのか見ていきましょう。
特徴とともに、どういったところで判断できるのかポイントもご紹介していますので、あなたが就職をする企業が体育会系企業なのか、または体育会系企業を避けたい場合の参考にしてみてください。

【1】部活やスポーツ経験者が多数在籍

体育会系企業はスポーツ経験者
体育会系というだけあって、学生時代にずっと部活動などでスポーツに打ち込んでいたアスリート系の人が多く在籍しています。また、社長が元アスリート・スポーツマンといった経歴の企業もあります。
そういった人が多く在籍すると、おのずと社風は体育会系に。

スポーツで鍛えた体力とメンタルが重視され、熱意があれば採用条件が学歴不問なこともあります。
しかしながら、学歴不問はブラック企業にありがちな特徴でもありますので注意が必要です。

社員紹介のページなどで、学生時代に打ち込んだことや趣味の欄に、サッカーやバレーボールなどのスポーツ名が書かれていることが多いです。

【2】上下関係に厳しい

体育会系企業の特徴の上下関係
体育会系企業は、縦社会で上下関係や礼儀に厳しい傾向にあります。
先輩や上司の言うことは絶対!なんてことも。
色々と命令されたり、飲み会やゴルフなど上司との付き合いが頻繁にあるかもしれません。

合わない人には、パワハラだ!と感じてしまうでしょう。

上下関係に厳しいかどうかを入社前に見極めるのはなかなか難しいです。企業の口コミサイトを調べてみるのも手段です。

【3】挨拶は大きな声で!社訓も唱和

体育会系企業の挨拶
そして、ともかく挨拶は大きな声で!元気よく!挨拶を大事にしています。
また、毎朝、全員で社訓や企業理念を唱和したり、社風が合わない人からすると宗教のように感じてしまうかもしれません。
活気のある職場が好きな人には良い環境でしょう。

挨拶や社訓の唱和については、会社の採用サイトなどにその習慣を大事にしていると書いている可能性があります。

【4】解決法は精神論と根性論

体育会系企業の特徴は根性論

体育会系企業にありがちなのが、論理的思考ではなく根性論精神論で物事を考え解決しようとします。
問題の原因を探り、合理的な解決法を導き出しません。
勢いで乗り切ろうとして、具体的な答えを出すことが苦手です。

上司や先輩に相談しても、
「お前の気持ちが足りない!もっと気持ちをこめれば相手に伝わる!」
「本気じゃないからだ!」
などと、精神論のアドバイスで返されることが多いのです。
ひどい企業の場合、社員のミスを注意するのに怒鳴りつけたり暴力を振るうといったことも…。

企業理念に注目してみましょう。「本気」という言葉をたくさん使っていたり、お客様や社会に貢献する内容ではなく自分たちの働き方についてばかり書いている会社は可能性が高いです。
企業理念からして根性論が溢れています。また企業のブログやSNSでも「本気」という言葉を使いがちです。

【5】成果主義。結果がすべて

体育会系企業の場合、結果までのプロセスなどは評価されず、成果だけで評価される傾向にあります。
特に営業職の場合、数字さえだせば若くても年収アップや役職に就けます。
そういった点では、社歴に関係なく成果さえ出せば評価されますが、勢いだけで成果をだし、社会人としての経験やマナーがないまま上に立っている人たちが多いという面もあり、教育面が弱い可能性があります。

また、会社の求めるだけの成果を出せば給与やボーナスがもらえるかもしれませんが、基本給がとても低かったり、目標値が達成困難な数字に設定されている、成果が出るまで帰れないといったような長時間労働など、ブラック企業には特に注意です。

求人情報に、「頑張った分だけインセンティブがもらえる!」「社歴に関係なく役職につけます!」「成果を出せば定時で帰れます!」などといった募集の文言があります。
ただしこれは、ブラック企業にもみられる特徴でもあるので注意が必要です。

【6】社内イベントをやりがち

体育会系企業のバーベキュー
なぜか体育会系企業はイベントごとが大好き。
飲み会や、運動会、バーベキュー、など季節ごとになにかとイベントを行います。

注目すべきは、「社長の誕生日会をやる」です。社長をヨイショし、盛大に誕生日会をやります。
ケーキに顔を突っ込んだりし始めたら、確実に体育会系といっても良いでしょう。
中には、社長へのプレゼント代として社員からお金を強制的に徴収するといったブラック企業も潜んでいるので気をつけましょう。

忘年会や歓迎会では余興にもやたらと気合を入れてやります。また、強制参加だったりします。
とくに新卒入社の社員に、何か体を張らせる確率が高いです。
何か余興をやれ!と言われる覚悟をしておきましょう。

そして飲み方も先輩のいうことは絶対だ!と、大学生のサークルのように一気飲みや、お酒の強要、二次会・三次会、など激しい可能性もあります。裸になりたがる人もなぜか多いです。
お酒が苦手だったり、ウェーイ!な飲み会のノリが苦手な人、人前が苦手な人には辛い時間でしょう。

採用情報や求人情報に、社内イベントの写真を多数掲載していたり、「イベント盛りだくさん!」「社内の交流が盛ん!」「社員同士が仲良し!」などと書かれています。
社内イベントが多いのが嫌な場合は、求人情報の他にその企業のSNSやブログなどもチェックしてみるとより分かるかもしれません。
体育会系企業の飲み会

【7】お気に入りのワードがある

体育会系企業の精神論
「コミット」「努力」「本気」「仲間」「情熱」「熱意」「結果」「自分自身と向き合う」「生きる」といったワードがお気に入りでよく使いがちです。
私自身、体育会系企業に在籍していたとき、上にあげた言葉をよく耳にしました。
社長を筆頭に、やたらと覚えたての横文字を使いたがったり、熱い言葉が社内を駆け巡っていました。

ともかく熱い言葉が好きなので、「本気で生きよう!」とか「人生は一度きり!!」など、仕事を超えた人生観が企業理念に織り込まれてきます。

企業理念、社長の著書やメッセージ、会社のSNSなどに、こういったワードが多くでてこないかチェックしてみましょう。

体育会系企業を避ける方法

体育会系企業から逃げる女性
特徴をみてきたところで、「自分にはこの社風は合わなそう…」と、体育会系企業が苦手で就職したくないという場合どうすれば体育会系企業を避けることができるのか、具体的な方法をご紹介いたします。

企業の公式サイト、求人情報サイトをチェックする

まずは、インターネットで会社の公式ホームページや、求人情報サイトに掲載している情報をチェック!
見るポイントは以下のとおりです。

  • 企業理念
  • 社長のメッセージ
  • 先輩社員の紹介
  • 社員の1日の流れ
  • 社内の仕事風景や社内イベントなどの写真
  • 求人情報内の文言
これらの中に、特徴であげた内容が含まれていないか確認しましょう。
熱いメッセージや、ワードが多く含まれている場合、その企業は体育会系な可能性が高いので避けたほうがよいでしょう。
写真に写っている社員の見た目からも雰囲気が分かります。

企業のSNSをチェックする

最近では、企業がTwitterやFacebookなどのSNSを利用し会社の情報を発信している場合があります。
そこで企業のSNSをチェックして、社内やイベントの写真や、書かれている文章から雰囲気を読み取ってみましょう。

会社説明会に参加、OB・OG訪問をしてみる

一番リアルな情報をゲットできるのが、実際にその企業に行ってみることです。
その企業で行われる会社説明会に参加すれば、採用担当者や廊下などですれ違う社員の雰囲気を知ることができます。
またOB・OG訪問やインターンシップに参加すれば、社内の様子も見れたり、直接社員とコミュニケーションをとることができるので、より社内の雰囲気を感じることができるでしょう。

口コミ投稿サイトで評判を調べてみる

会社に足を運ぶのはちょっと…という場合は、ネットで企業の評判を調べることができる口コミ投稿サイトを見てみましょう。

企業の口コミ投稿サイトでは、実際にその会社で働いたことのある人、今現在働いている社員が、会社について口コミを投稿しています。

社風、どんな人が働いているか、経営方針など、いろいろな項目ごとに匿名で体験談が書かれているので、採用サイトでは知ることのできないネガティブな情報も知ることができるのです。

注意する点としては、すべてが事実ではない可能性があるところです。
すべてを鵜呑みにせず、情報を自分で見極めながら参考にしてみましょう。

口コミについては、ぜひ下記の記事を読んでいただきたい。

ブラック企業の見分け方!企業の口コミ内にあったら危険な9つのワード

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会社の評判・口コミサイトの信憑性と見分ける5つの裏技

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体育会系企業が合わないから辞めたい時は?

退職届の封筒

さて、今まで体育会系企業の特徴や避ける方法など、入社する前についてご紹介してきましたが、

「入ってみたら体育会系企業だった…。合わないから辞めたい」

と、もうすでに入社していて体育会系企業が合わないと悩んでいる人もいるかと思います。
選択肢としては、辞めるか辞めないかです。
それでは辞めた場合と辞めない場合の、メリット・デメリットをみていきましょう。

①潔く辞める

メリット

まず辞めた場合のメリットとしては、精神的苦痛から開放されるということです。
社風が合わずに働くというのは、ストレスが溜まるものです。
会社を辞めて、自分に合う会社に転職することで毎日のストレスから開放されます。

デメリット

ストレスから開放はされますが、転職活動をしなくてはなりません。
そして、また体育会系企業を選んでしまわないよう注意が必要です。

②我慢して辞めない

メリット

辞めないメリットとしては、体育会系企業の特徴で紹介したように、「精神論」「感情論」で解決しようとする傾向にあるので、何か問題に直面した際、あなたの「論理的思考」による解決法はとても貴重です。

そんなレアな存在として、社内で活躍できるかもしれません。

デメリット

デメリットは、ストレスを感じながら仕事をしなくてはいけない点です。

考え方が違うことにより話が通じなかったり、ノリが違うのでイベントのたび苦痛に感じるかもしれません。
メンタルを消耗すると、体力も奪われますので気をつけましょう。

体育会系企業を経験してみて…

ストレスで頭を抱える女性

それぞれのメリット・デメリットをみてきましたが、いかがでしたでしょうか?

筆者自身体育会系企業に在籍していた経験があります。

シーズンごとにあるイベントごとや、飲み会での学生のようなノリ、毎日行われる根性論の発表会、勢いだけで話し合われる会議…

そんな日々にストレスがMAX…。我慢していましたが限界を感じ、退職しました。そして感じることは、「辞めてよかった」す。もっと早くやめればよかったとさえ思いました。

体育会系のノリに不満を抱いていた同僚も、在籍当時は疲れた顔やイライラしていましたが、転職してからはとても楽しそうに働いています。

もちろん仕事の忙しさによる疲れやストレスが全くなくなったわけではありませんが、あの時の精神的なストレスに比べると、転職してよかったと思います。

もちろん、転職先選びは慎重にする必要がありますし、必ずしも、辞めてよかった!と思えるかは、人それぞれではあります。

しかしながら、いくら社風を変えようとがんばっても、社風はなかなか変わらないのが現実です。

あまりにも、うんざりする毎日を過ごしているようであれば退職を考えたほうが良いかもしれません。

ただ、退職しても転職先がまた体育会系企業であったら意味がありません。

自分でそこを見極める自信がなかったり、転職活動自体に不安があるのであれば、転職エージェントを利用するといいかもしれません。

私も転職に不安があったので、type転職エージェントを利用しました。おかげで今は体育会系ではない普通の企業に務めています(笑) 対応地域が東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県のようなので、当てはまる人は利用してみてはどうでしょうか?

それ以外の地域の方、また転職のサポートを手厚く受けたい方は、DODAの転職エージェントサービスもおすすめです。希望にあった求人を提案してくれたり、転職活動をサポートしてもらえます。

どちらの転職エージェントも無料で登録できて、サービスを受けることができるので、体育会系企業にうんざりしている方は登録してみてはどうでしょうか?

この記事のまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は体育会系企業の特徴と見極める方法などについて見てきました。

体育会系企業は、営業系の会社に特に多いと言われており、
また、業界いうと飲食業界、金融業界、TV業界、警察・消防、広告業界に多いと言われています。

これらの業界に共通するのは、体力と気力がいるというところです。
残業が多かったり、激務なことが多いので、体育会系の学生、体育会出身者といった体力と気力、忍耐がある人を歓迎する傾向があるのです。

もちろん体育会系企業=ブラック企業ではありません。
ホワイトな優良な企業ももちろんあります。

ただ、社風が肌に合わずモチベーションが上がらないようでは、自分のためにも会社のためにも良くありません。
そのためにも、体育会系のメリット・デメリットを把握し、自分にあった社風の会社を見つけていきたいですね!

ブラック企業の12の特徴と見分け方!就活で注意したい、こんな企業は嫌だ

2017.07.07