ブラック企業の見分け方!企業の口コミ内にあったら危険な9つのワード

みなさんは就活で企業の口コミを参考にしますか?

もし応募を検討している会社がブラック企業かどうか調べたいときには、口コミを参考にしてみるといいでしょう。
今回は、口コミからブラック企業かどうかを見極める、ジョブリエ独自の方法をご紹介いたします。

なお、会社の評判の信憑性については、こちらの記事で紹介していますのでチェックしてみてください。

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ブラック企業を見分ける 危険な8つの口コミワード

転職会議、ボーカーズ、カイシャの評判、キャリコなど、会社の評判サイトの口コミは100%が事実ではありませんが、火のないところに煙は立たないということで、今から紹介するワードが口コミにある企業は、ブラック企業を疑ったほうが良いかもしれませんよ!

1.「タイムカードがありませんでした」

ブラック企業の見分け方タイムカード
企業の口コミ内に、
「タイムカードがなかった」
「勤怠管理されていなかった」
といった書き込みがある場合は、勤怠管理にルーズな会社の可能性大。

タイムカードがないということは、いくら残業しても会社は管理していないため、残業代が支払われなかったり、休日出勤した場合もカウントされていません。

また、給与が「○○時間分の残業代込み」といった労働条件にも関わらず、勤怠管理がされていないとなると、○○時間以上残業しているのにその分のお金をもらえないのです。

このような企業では、労働基準法に反する超過労働をしいられる危険性があります。

従業員の勤怠管理は、企業として基本の基本ですので、これがされていないのはブラック企業といっても良いでしょう。

2.「評価制度がなかった」「社長のお気に入りの人が出世」

ブラッキ企業の見分け方評価制度
これもよくブラック企業に見られる口コミです。
ベンチャーのブラック企業の場合、明確な評価制度がなく、正当に評価されないことがあります。
評価制度がないということは、いくら頑張っても成果や過程を評価されず、給与が上がらない可能性があるので要注意です。

そして評価制度がないと、社長や上司の私情で出世が決まるといったことも起きやすくなるのです。
しっかりした評価制度が、ホワイト企業にはあるはずです。

3.「まるで宗教」「体育会系の社風でした」

ブラック企業の見分け方 体育会系企業
「毎朝朝礼で社訓を大声で言わされます」「体育会系の会社でした」など、体育会系な社風だという口コミも要注意です。
体育会系の企業=ブラックではありませんが、ブラック企業には体育会系の社風の会社が多いようです。

「宗教」「洗脳」といったワードが出てきているようだと、さらに危険度は高いでしょう。
また、体育会系の社風が苦手な人は、この口コミがある会社は避けたほうがいいかもしれません。

なお、体育会系企業の特徴についてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、チェックしてみてください。

体育会系の男性

体育会系企業の特徴とは?社風が合わない…を避ける方法教えます

4.「離職率が高い」「人の入れ替わりが激しい」

ブラック企業の見分け方 離職率が高い
ブラック企業は離職率が高く、社員が定着しないため、このような書き込みがされています。
「社歴3年でも、”社歴が長い方”になります。」

といったような口コミも同じように要注意です。
働きやすい環境であるホワイト企業の場合は長く働く人が多いので、このような書き込みは発生しません。
また、離職率が高い口コミに加えて常に社員を大量に募集している企業は、社員を使い捨てするブラック企業の可能性が高いでしょう。

5.「毎日帰りが終電です」

ブラック企業の見分け方 残業
どの会社でも残業がゼロというのは、なかなかないかもしれません。
繁忙期だけは、残業が続くといったことはあります。

しかし、年中残業が続いていたり、休日出勤が多いようでは身体的にも精神的にも辛くなるでしょう。
残業時間が労働基準法に違反しているブラック企業には注意しましょう。

6.「セクハラされた」「パワハラがすごかった」

ブラック企業の見分け方 セクハラ

セクハラやパワハラがあったと書かれているところは、なるべくなら避けたいところです。
近年、ハラスメントというものが多くの人に認識され、問題視されているにも関わらず社内でセクハラやパワハラが行われているのはいかがなものでしょうか。

また「社内恋愛が盛ん」といった口コミも少し考えてみましょう。
社内恋愛は決して悪いものではありません。
ただ、社内恋愛が盛んで、社内の雰囲気が乱れていないかが問題です。

特に、平均年齢が若く社内恋愛が盛んな企業の場合、学生気分が抜けていない可能性があります。
そういった雰囲気が嫌いでなければ問題ありませんが、仕事に集中したい!仕事にそういった空気は必要ない!と思う方は避けた方が良いでしょう。

7.「求人情報とまったく違った」

求人情報には賞与支給と書いてあるのに、実際入社すると賞与なし。
休みも残業頻度も全然違う!

といったこともあるようです。
多くの人材を確保するために、ホワイト企業の仮面をかぶってアピールするブラック企業もあるのです。

そういった罠にはまらないように、求人情報・口コミ・面接等で確認をし、情報に間違いがないか気をつけましょう。

8.「一度も賞与が支給されなかった」

賞与が、「賞与(業績による)」といった求人の書き方のブラック企業でよくあるこの口コミ。
業績によると言っている会社は、実際は賞与が支給されていないということが多いです。
賞与支給の実績が今までにどのくらいあるのか確認しましょう。

9.「達成できない分を給料から差し引かれた」

ブラック企業の見分け方 給料

目標数字に満たない分を給料から引かれたり、ペナルティとしてお金を取られたりなど、強制的にお金を払わせる口コミはありませんか?
労働基準法に違反している可能性もあるので要注意です。

 

さいごに

いかがでしたか?
今回は企業の口コミワードに注目してご紹介いたしました。

紹介したワードがあるからといって、必ずしやブラック企業とは限りませんが可能性を含んでいますので、出来る限り自分で情報を集めて確かめましょう。

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