就職活動・転職活動で重要となってくるのが面接ですよね。
面接までに就活生は色々と準備をするかと思います。
質問を想定して答える内容を考えたり、面接時の服装、訪問時のマナーなど
面接時に注意する点をインターネットやマニュアル本で勉強することでしょう。
今回は、面接にきた中で「この就活生は即不採用…」と思った、
驚くべき発言・行動をした就活生について、人事担当者に独自インタビューしました!
皆さんはこんなことをしないように、気をつけましょうね。
人事担当が面接で体験した即不採用な就活生【行動編】
まずは、人事担当者が実際に体験した、就活生のビックリな行動をご紹介いたします。
面接にこれ持ってきたの?!
もちろん、こちらが出したものではありません。
「それ、どうしたんですか?」と聞くと
「来る前に時間あるかなと思って買ったんですけど、飲みきれなかったので~☆」と
返ってきました。
ビックリして何も返せませんでした。
そして、面接後はコーヒー片手に帰っていきました。
普通、コーヒー片手に面接こないでしょ?!
たしかに飲みきれなくてもったいないと思う気持ちはわかりますが、
面接に持っていくのはもちろんNGですよね!
また、面接までの時間と、飲む時間との計算もできていないということは、
採用したところで、納期と自分の仕事のスピードを考えて逆算するという能力がこの人にはないでしょう。
面接に余計な物は持ち込まないようにしましょう。
面接会場でそれやっちゃう?
一生懸命鏡の前で化粧を直していました。
私が入っても、無視。
手洗い場もビチャビチャにして出ていきました。
そしていざ面接に行くと、さっきトイレにいた女の子が座っていました。
受け答えは問題ありませんでしたが、
トイレでの行動をみたら、採用する気にはなりませんでした。
あれがきっと彼女の「素」だと思うので。
面接官と話すときだけが面接ではありません。
会社に訪問したときから、入社テストは始まっているのです。
訪問時のマナーは必ず確認しておきましょう。
担当者の呼び出し方、待合室や面接する部屋での待ち方、面接後の帰り方、社内で社員とすれ違った時の挨拶など、すべて見られています。
希望する会社のトイレを使用すること自体は必ずや悪いことではありません。
どうしても、トイレに行きたくなってしまったなら仕方がないです。
しかし今回のように、化粧直しをするのは避けたほうが良いでしょう。
また、挨拶をしなかったり、使用後に汚いままにするのはもってのほか!NGです。
面接に行くときは、必ず自宅や最寄りの駅などでトイレを済ませておきましょう。
そして、希望する企業のトイレは使わないほうがベターです。
面接(面接官)以外にも見られているという意識を持ちましょう。
人事担当が面接で体験した即不採用な就活生【発言編】
では次に、面接で就活生が発した驚きの発言、NGな発言をご紹介いたします。
友達と話しているんじゃないんですけど…
地方から来ていた子だったので、「なんで、東京で就職しようと思ったんですか?」と聞くと、「彼氏が東京で働きたいって引っ越すことになって、別に私は東京行くつもりはなかったんですけど、離れるのがイヤだったんで私も東京に行くことにしました♪」
まるで友達同士でカフェで話しているかのような答えに驚きました。
面接で「彼氏」って出す就活生は初めてでした。
これもNGですね。
まず、面接において「彼女」や「彼氏」といった言葉は使わないようにしましょう。
例え面接官がフレンドリーな相手であっても、まるで友達同士のような言葉遣いは面接官に悪い印象を与えます。
学生気分が抜けていない、幼稚なイメージは不採用につながります。
また、今回の場合は、自分の意志がない受け身な発言もNGですね。
企業は、主体的な考え方、行動ができる人材を求めていることがほとんどです。
「自分がどうしたいか。どう考えているか。」を言えるようにしておきましょう。
徐々に重い空気に…
良く言えば真面目そうで、悪く言えば暗い印象。
「今までこの業界は未経験のようですが、なぜ志望したんですか?」と質問したんですが、
その女性が理由として話だした内容がとてつもなく暗い話だったんです。
離婚、イジメ、病気など…
正直に話してくれたんでしょうけど、部屋の中はとんでもなく暗い空気に…
しかもとても話が長い…。途中から人生相談かな?と思ってしまいました。
内容よりも、その女性が醸し出す雰囲気に一緒に働きたいと思えず不採用にしました。
転職の理由や、前職を辞めた理由などは、転職活動の面接で必ず聞かれる質問です。
それに対して、正直に話すのはもちろん悪いことではありません。
しかしその内容が、暗い内容だったり、聞いた人が反応に困るようなナイーブな内容の場合は、
話す長さや話し方に注意が必要です。
内容よりも、その人物の雰囲気があまりにも暗かったり、ネガティブな発言ばかりだと
「この人と一緒に働きたくないな…」と思われてしまうかもしれません。
そう思われないためにも、無駄に明るく振る舞う必要はありませんが、
受け答えはハキハキと、暗いイメージを持たれないように気をつけましょう。
お客様の応対がある職種を希望する場合は、特に意識しましょう。
この記事のまとめ
いかがでしたか?
今回は、即不採用と判断されかねない面接でのNG行動をご紹介いたしました。
皆さんは今までやっていませんか?
ちょっとした行動や発言で、面接官に悪い印象を持たれないよう
気を引き締めて面接に挑みましょう!