オフィス自販機とは?導入するメリットや種類・運営会社まとめ

オフィスに設置している自動販売機には、社員はもちろん、企業にとってもさまざまなメリットがあります。

このページでは、オフィス自販機を導入するメリットや種類、設置や運営サービスを展開している自販機オペレーターについてまとめています。

※当コンテンツはアフィリエイト等を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています。

オフィス自販機とは

オフィス自販機とは

オフィス自販機とはその名の通り、オフィス(職場)に設置された自動販売機のこと。清涼飲料水だけでなく、スナックなどの菓子や軽食、冷凍食品や惣菜、お弁当など、その種類は多岐に渡ります。

サイズ展開も卓上における小型サイズから公園や路上などの屋外に設置している大型サイズまでさまざま。オフィスの規模や設置場所、従業員の人数に合わせて設置することが可能です。

飲料系のオフィス自販機の種類

飲料系のオフィス自販機の種類
ジョブリエ編集部
前述した通り、オフィス自販機の種類は多彩です。ドリンクの自販機には以下の種類があります。

缶・ペットボトル自動販売機

もっともポピュラーな自動販売機ともいえるのが、缶やペットボトル飲料を購入できるドリンクの自動販売機です。オフィスに設置しているドリンク自動販売機はおもに2種類。

特定の飲料メーカーのドリンクのみを販売するメーカー自販機と複数のメーカーのドリンクが購入できる「混合機(コンビ機)」があります。

カップ自動販売機

紙カップで飲料を提供する自動販売機です。料金を投入してからコーヒー豆を挽き、ドリップするタイプもあり、缶やペットボトル飲料よりも鮮度や風味が高いドリンクを味わえることが魅力です。

また、ホットかコールドかや砂糖・ミルクの有無をチョイスできるなど、自分好みにカスタマイズできる点もメリットといえるでしょう。

紙パック自動販売機

牛乳や乳製品、野菜ジュースなど紙パックならではの商品ラインナップが魅力です。
また、缶やペットボトル飲料に比べて1本あたりの容量が少ないため、リーズナブルな商品も多く、ランチのお供や小腹が空いた時などにちょうど良い量であることもメリット。

コンパクトに畳むことが可能な紙パック飲料はゴミも少量で済み、燃えるゴミとして処理ができます。

食品系のオフィス自販機の種類

食品系のオフィス自販機の種類
ジョブリエ編集部
ドリンク以外のオフィス自販機には、以下のタイプがあります。

軽食自販機

チョコレートやスナック、栄養補助食品やカップラーメンなどの軽食が購入できる自動販売機です。

業務の合間に手軽にエネルギーをチャージできる点がメリットといえるでしょう。

冷凍弁当・惣菜自販機

レンジで温めればすぐに食べられる本格的なお弁当や惣菜を購入できる自動販売機。栄養バランスの良い食事を外出せずにオフィスで楽しむことが可能です。

この他にも、飲料や菓子、おむすびやサンドイッチ、お弁当などが1台に集約された「コンビニ自販機」も人気です。

その他のオフィス自販機の種類

食品以外の自動販売機としては、使い捨てマスクや歯ブラシ、生理用品などのアメニティを販売するマシンもあります。

オフィス自販機を導入するメリット

オフィス自販機を導入するメリット
ジョブリエ編集部
オフィスに自動販売機を設置するメリットは以下のとおりです。

福利厚生の一環として

転職先や就職先を探す際、魅力的な福利厚生のある企業に惹かれる求職者も多いはずです。

福利厚生制度とは、企業が従業員に対して提供する給料・賞与以外のサービスのこと。

充実した福利厚生のある企業は、従業員を大切にしていると考えられます。従業員用に利用無料のオフィス自販機を設置している企業もあります。

業務効率のアップ

オフィスの周辺にコンビニエンスストアや飲食店がない企業も少なくありません。

喉が乾いたり、空腹を感じたりした際に自動販売機があれば、オフィスを出なくてもさっと欲しい商品を購入し、業務に戻ることが可能です。

移動にかかるロスタイムの軽減になるだけでなく、ちょっとしたリフレッシュにもつながります。

社員同士のコミュニケーションの活性化

自動販売機の周りには人が集まります。飲み物や軽食を選ぶ際、ちょっとした雑談をするなど、社員同士のコミュニケーションの活性化が期待できます。

また、社員食堂がない企業であれば、自販機の前にテーブルやイスを設置することで社員たちが一息つける休憩所を作ることができます。

オフィス自販機のサービス提供をしている企業

オフィス自販機のサービス提供をしている企業

オフィス自販機の選定や設置、運用やメンテナンスを行う、自販機オペレーション・ベンディング事業が評判の企業をピックアップしました。

ジョブリエ編集部
今回は、混合機に対応できるなど、より従業員のニーズに応えられるであろう、飲料メーカーに属さない独立系オペレーターを厳選しました。

ナショナル・ベンディング株式会社

ナショナルベンディング株式会社のホームページ画像

画像引用元:ナショナルベンディング 公式サイト(https://national-vending.jp/)

2024年で創業61年を迎えるナショナル・ベンディング株式会社は、業界におけるパイオニア的存在の企業です

日本で初めて紙カップ式自販機のオペレートをスタートし、現在も「NVC 紙カップ式自販機」やワンランク上の紙カップ式自販機「NVCオリジナルプレミヤコーヒー『Ncafe』」など、多数のカップ式自販機を提供しています。

コーヒー豆にこだわったミル挽き自動販売機が評判です。また、各飲料メーカーの商品を1台にした混合機や菓子やおむすび、惣菜パン日用品なども購入できるコンビニタイプの「NVC 美味しい自販機」もラインナップ。

全国38箇所に営業所を構えており、ルートセールスマンによる迅速かつ丁寧な対応が強みの1つです。

株式会社アペックス

株式会社アペックスのホームページ画像

画像引用元:株式会社アペックス 公式サイト(https://www.apex-co.jp/)

各飲料メーカーの売れ筋商品を厳選した混合機のほか、本格的なミル挽きコーヒーを味わえるカップ式自動販売機にこだわりを持つ企業です。

自社オリジナルのカップ式自販機を多数ラインナップしており、オフィスはもちろん、サービスエリアや病院などで親しまれています。

また、高齢者や嚥下障害がある方向けにドリンクにとろみが付けられる自販機や食物繊維や、乳酸菌をプラスできるボタンを搭載した自販機「ヘルスチャージスタンド」など、ユニークかつ時代のニーズにマッチする商品を展開しています。

株式会社ユカ

株式会社 ユカのホームページ画像

画像引用元:株式会社ユカ 公式サイト(https://www.yukanet.co.jp/)

関東・関西エリアをメインに自動販売機・食品自販機の設置事業を展開。ユカオリジナル自動販売機のほか、大手メーカー各社の自販機を取り扱っています。

AI分析機能により、自動販売機の売上・在庫などを管理できる次世代スマートフォンハンディシステム「Gobo (Global Oriented Business Optimizer)」や自社独自のアプリケーションによる自動販売機設置シミュレーターによる顧客への提案など、デジタル技術を活用したサービスを提供しています。

株式会社八洋

株式会社八洋の公式ホームページ画像

画像引用元:株式会社八洋 公式サイト(http://www.hachiyoh.co.jp/)

株式会社八洋は営業エリアを首都圏のみ、マーケットを首都圏のみに絞ることで、顧客ニーズを把握し、迅速かつきめ細かいサービスを提供しています。

「アサヒ飲料」「キリン」「ポッカサッポロ」「サントリー」の大手4メーカーの人気商品や、売れ筋商品をあつめた八洋オリジナル自販機も好評です。

自動販売機事業のほか、コンビニ事業、電気小売事業、宅配水事業も展開。「生活インフラ企業」として、豊富な経験と実績を誇る企業です。

ジョブリエ編集部のまとめメモ

ジョブリエ編集部
ジョブリエ編集部
オフィス自販機の特徴や種類、オフィスに設置するメリットやサービス提供をしている会社などについてまとめました。

企業にとってメリットが盛り沢山のオフィス自販機。

しかしながら、従業員に本当に喜ばれる自動販売機を設置し、正しく運用するには、パートナーとなる設置・運用会社選びが重要といえるのかもしれません。

この記事がパートナー会社選びの参考になれば幸いです。