メドエルジャパン株式会社とは?人工内耳事業の強み、採用情報を紹介

メドエルジャパン株式会社は、オーストリアに本社を置くMED-EL社の日本法人として、人工内耳をはじめとする高度医療機器の輸入・販売を担う医療機器メーカーです。

2001年に設立され、東京都千代田区神田駿河台に本社を構え、日本全国の大規模病院・大学病院へ最先端の聴覚インプラントを提供しています。

メドエルジャパン株式会社は、「コミュニケーションと生活の質の障壁となっている難聴を克服すること」を使命に掲げ、補聴器では改善が難しい中等度〜重度難聴者に新たな選択肢を届けてきました。少数精鋭の組織として、専門性と主体性を持つ社員が活躍する企業風土が特徴です。

本記事では、メドエルジャパン株式会社の企業情報や、社員の評判・口コミ、募集職種や福利厚生などの採用情報を解説します。

難聴者の増加や高齢化を背景に年7%以上の成長を続ける聴覚インプラント業界の現状や将来性についても深掘りしますので、ぜひ最後までご覧ください。

※当コンテンツはアフィリエイト等を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています。

メドエルジャパン株式会社ってどんな会社?

メドエルジャパン株式会社ってどんな会社?

メドエルジャパン株式会社は、東京都千代田区神田駿河台に本社を構える、人工内耳を中心とした聴覚インプラント医療機器の輸入・販売を専門とする企業です。

2001年の設立以降、オーストリア本社のMED-EL社製デバイスを日本市場へ届け、現在では従業員数48名規模の組織へと成長を遂げました。

人工内耳の提案から薬事承認、医療機関へのテクニカルサポートまでを一貫して担える体制を整え、難聴医療の発展への貢献を企業活動の軸に据えています。

ジョブリエ編集部
以下では同社の理念、歴史、事業の特色について詳しく見ていきましょう。

経営理念・企業理念

メドエルジャパン株式会社が掲げる使命は「コミュニケーションと生活の質の障壁となっている難聴を克服すること」という言葉に集約されます。

患者様と医療従事者との関わりを単なる取引として捉えず、長期的なパートナーシップを築く姿勢を重視しています。聞こえに不自由を抱える方々の人生に寄り添い、社員全員が一体となって難聴治療の普及と、患者一人ひとりのQOL(生活の質)向上に貢献する体制です。

世界40年以上にわたる聴覚インプラントの研究開発実績を持つMED-ELグループの一員として、日本国内でも最先端の技術と確かな品質を提供することを大切にしています。

社員一人ひとりが専門性を磨きながら「難聴のない社会」の実現に向けて行動する姿勢が、同社における価値観の核となっています。

会社の歴史

主な出来事
1975年創業者ホフマイヤー夫妻がウィーン工科大学にて聴神経刺激の研究を開始
1977年世界初のマルチチャンネル人工内耳を開発、初の埋め込み手術に成功
1989年オーストリア・インスブルックにてMED-EL社設立
1994年MRI対応の人工内耳を実用化
2001年日本法人「メドエルジャパン株式会社」設立
現在全国の大学病院・基幹病院と連携し、聴覚ソリューションの普及を推進

メドエルジャパン株式会社のルーツは、1975年にウィーン工科大学で聴神経刺激の研究を開始したホフマイヤー夫妻にさかのぼります。1977年には世界初のマルチチャンネル人工内耳を開発し、同年に初の埋め込み手術を成功させた、まさに聴覚インプラントのパイオニアです。

その技術を世界へ届けるべく、1989年にオーストリア・インスブルックでMED-EL社が設立され、現在では世界175カ国以上に製品を供給するグローバルカンパニーへと発展しました。

日本拠点として2001年に設立されたメドエルジャパン株式会社は、20年以上にわたって日本の聴覚医療の発展に貢献し続けています。

なお、創業者の一人であるイングボルグ・ホフマイヤー博士は、2026年エリザベス女王工学賞(Queen Elizabeth Prize for Engineering)を受賞しており、世界的にもその技術的功績が高く評価されています。

事業内容と実績

メドエルジャパン株式会社のメイン事業は、MED-EL社製の人工内耳インプラントを中心とした高度医療機器の輸入・販売です。

聴覚インプラントのリーディングカンパニーとして、製品の薬事承認業務から医療機関への提案、術後のフォローアップまで一貫して担える体制が特徴です。

補聴器では十分な改善が見込めない中等度〜重度難聴者向けに、埋め込み型デバイスを日本国内へ提供しています。

大学病院や大規模病院といった専門施設と連携し、その普及と適切な治療選択を支援するとともに、医療従事者向けの技術サポートも積極的に展開してきました。

  • 人工内耳システム
  • 残存聴力活用型人工内耳(EAS/ハイブリッド人工内耳)
  • 人工中耳(VIBRANT SOUNDBRIDGE)
  • 骨導インプラント(BONEBRIDGE)
  • 接着式骨導補聴器(ADHEAR) など

豊富な導入実績は医療現場からの信頼の証であり、難聴のない社会の実現を目指して、今後も技術革新と普及活動を続ける姿勢を示しています。

聴覚という人間のコミュニケーションの根幹を支える重要な役割を担い、医療の発展に貢献する事業を展開中です。

メドエルジャパン株式会社が扱う製品・ソリューション

メドエルジャパン株式会社が扱う製品・ソリューション

メドエルジャパン株式会社は、難聴の種類や程度に応じた多様なソリューションを取り揃え、患者一人ひとりのニーズへ対応できる体制を構築しています。

同社が提供する製品ラインナップは多岐にわたり、医療機関の判断と患者の状態に応じた最適なデバイス選択が可能です。

製品分類製品名・特徴
人工内耳(CI)SYNCHRONYシリーズ ほか/重度難聴向けの埋め込み型インプラント
ハイブリッド人工内耳(EAS)高音域は電気刺激、低音域は音響増幅で対応する複合システム
人工中耳VIBRANT SOUNDBRIDGE/中耳に直接振動を伝える埋め込み型デバイス
骨導インプラントBONEBRIDGE/皮膚を貫通せず骨を通して音を伝える埋め込み型システム
接着式骨導補聴器ADHEAR/手術不要で装着できる骨導補聴ソリューション
関連アクセサリーWaterWear(防水カバー)等/日常生活をサポートする周辺機器

人工内耳カテゴリーでは、世界で初めてMRI対応を実現した独自技術を強みとし、装用後も0.2/1.0/1.5/3.0テスラのMRI検査に対応可能なモデルを展開しています。

ハイブリッド人工内耳(EAS)は、低音域に残存聴力がある方向けの特殊なソリューションで、電気刺激と音響増幅の両方を1台で実現する革新的な仕組みです。

骨導系では、外科手術が必要な「BONEBRIDGE」と、手術不要で気軽に試せる「ADHEAR」をラインナップし、患者の状況に合わせた選択肢を提供しています。

40年以上にわたる聴覚インプラント研究の蓄積を活かし、製品の小型化・高音質化・MRI互換性の向上を図っている点が特徴です。

メドエルジャパン株式会社で働く社員の評判・口コミ

メドエルジャパン株式会社で働く社員の評判・口コミ

ここまでメドエルジャパン株式会社の概要や製品について説明しましたが、実際に就業を検討する際に気になるのは、社員からの評判ではないでしょうか。

ジョブリエ編集部
ここでは、メドエルジャパン株式会社で働く社員の評判・口コミをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

専門性を活かしながら成長できる

社員からの評判・口コミ
 聴覚インプラントは技術進化が早い分野なので、常に新しい知識を吸収する必要があります。

学んだ内容がそのまま医療現場での提案に活かせるので、自分自身の専門性が高まっていく実感があり、大きなやりがいを感じています。

メドエルジャパン株式会社は、社員が自ら学び続ける姿勢を大切にする環境が整っており、医療機器という専門分野でキャリアを築きたい人材にとって魅力的な職場であることがわかります。最先端の技術に触れながら成長できる点が高く評価されているといえるでしょう。

部門間の距離が近くコミュニケーションが取りやすい

社員からの評判・口コミ
 少数精鋭の組織なので、営業・薬事・テクニカルサポートなど、部門を越えた連携が日常的に発生します。距離が近い分、相談や情報共有がスムーズで、自分一人では解決できない課題もチーム全体で乗り越えられる環境です。

メドエルジャパン株式会社では風通しの良い職場文化が醸成され、部門の垣根を越えた協力体制が整っていることがわかります。少数精鋭ならではの密なコミュニケーションが、社員一人ひとりのパフォーマンス発揮を後押ししているといえるでしょう。

社会的意義の大きい仕事に携われる

社員からの評判・口コミ
 自分が携わった製品が、難聴で悩んでいた方の人生を変えるきっかけになっていることを知るたび、この仕事を選んでよかったと心から思います。医療機器メーカーとしての社会的意義の大きさを日々実感しています。

メドエルジャパン株式会社は「難聴を克服する」という明確な使命を実践しており、社員がその意義に共感しながら働いていることがわかります。聴覚というコミュニケーションの基盤を支える仕事の価値を、しっかり感じられる職場環境といえるでしょう。

メドエルジャパン株式会社で働く社員の評判・口コミまとめ

メドエルジャパン株式会社で働く社員からは、専門性を伸ばせる環境やフラットな組織文化、社会貢献性の高さといった前向きな評価が寄せられています。

ジョブリエ編集部
主体的に学び行動できる社員には大きな裁量が与えられ、医療機器業界の最前線でキャリアを築ける点が高く評価されています。

メドエルジャパン株式会社の採用情報

メドエルジャパン株式会社の採用情報

メドエルジャパン株式会社では中途採用を中心に、医療機器分野での専門性を持つ人材を積極的に募集しています。少数精鋭の組織であるため、即戦力として活躍できる経験者を歓迎する姿勢が特徴です。

主な募集職種は、東京オフィスと大阪オフィスでの営業職に分かれています。

募集職種

職種名主な業務内容
営業職(東京オフィス勤務)関東・東日本エリアの大学病院・基幹病院への人工内耳の提案営業
営業職(大阪オフィス勤務)関西・西日本エリアの大学病院・基幹病院への人工内耳の提案営業
営業職(福岡オフィス勤務)九州・西日本エリアの大学病院・基幹病院への人工内耳の提案営業

メドエルジャパン株式会社が募集する営業職では、メイン製品である人工内耳のシェア拡大に向け、医療機関への提案営業を担当します。

一度導入されればその後も長期的に使用される商材のため、競合情報の収集、マーケットの分析、過去の数値を基にした予算管理、プレゼンテーション、提案力など、営業として高度なスキルを磨ける環境です。

病院関係者から寄せられる専門的な質問にも的確に答えられるよう、関連知識を継続的に習得し、信頼を獲得しながらビジネスへつなげていくことが求められます。

必要な経験・スキル

  • 医療機器メーカーでの営業経験3年以上(クラスⅢ以上の医療機器が望ましい)
  • 大卒以上

求める人物像

担当者様
メドエルジャパン株式会社で活躍している社員は、専門性を持ち自ら考えて主体的に行動できるタイプです。少数精鋭の組織のため部門連携が重要で、コミュニケーション能力と協調性が求められます。

また、技術進歩が早い分野ゆえに学習意欲が高く、新しい知識の吸収に前向きな人材が成果を出しています。

さらに、個人目標の達成と同等にチームへの貢献や会社の成長への寄与を実践できる、高い意識と責任感を持って業務を遂行できる社員が活躍しています。

困難な状況でも前向きに改善策を考え、最後まで責任を持ってやり抜く姿勢のある方、周囲からのフィードバックを素直に受け入れて自己変革を楽しめる方が、特に高く評価されています。

選考ポイント

書類選考で重視する点
  • これまでの経験がそのポジションにマッチするか
  • なぜメドエルジャパン株式会社で勤務したいのか(志望理由)
  • なぜ転職するのか(転職理由)
面接で重視する点
  • ポジションに合った経験の有無
  • コミュニケーション力

研修制度・評価制度

  • 入社時研修あり(営業部門は東京オフィスにて経験期間に応じて1ヶ月〜5ヶ月間実施)
  • 業務に必要な資格は会社費用にて受講可能
  • 目標管理制度を導入し、会社のゴール達成に紐づく個人目標を設定・評価

入社後は基本的な製品知識やビジネスマナー研修を受講した後、業務内容に応じて外部研修や専門資格の取得に挑戦できる体制が整っています。

担当者様
聴覚医療という専門性の高い分野で、長期的にキャリアを築ける環境です。

各種手当・福利厚生

項目内容
社会保険社会保険完備
退職金制度あり
年金制度厚生年金基金加入
特別休暇有給休暇のほか、リフレッシュ休暇3日/年
勤務形態オフィス出社(リモートワークは実施しておりません)

社会保険完備や退職金制度に加え、厚生年金基金への加入など、長く働ける環境が整備されています。

ジョブリエ編集部
年3日のリフレッシュ休暇も用意され、心身のメンテナンスも大切にされています。なお、業務の特性上、リモートワークは実施しておらず、オフィス出社が基本となります。

聴覚インプラント業界で働くメリットと向いている人

聴覚インプラント業界で働くメリットと向いている人

聴覚インプラント業界は、患者の命と生活の質を直接支える社会貢献性の高さが最大の魅力です。

技術革新が続くダイナミックな分野であり、自身の仕事が医療現場で確かな価値を生み出す瞬間を実感できます。

聴覚インプラント業界で働く主なメリット

  • 社会貢献性の高さ:自身が携わる製品が患者のQOL向上に直結する
  • 専門性の蓄積:医学・工学・薬事規制など、希少性の高い知識が身につく
  • 安定した需要:高齢化の進展により市場は中長期的に拡大基調(年7%以上の成長)
  • グローバル視点:海外メーカーとの連携で国際的な視野が広がる
  • 長期的な顧客関係:一度導入された製品は長く使われるため信頼関係が築きやすい

向いている人の特徴

  • 医療や福祉の分野で社会に貢献したいという強い意志を持つ人
  • 専門知識の習得に意欲的で、継続的に学び続けられる人
  • 医療従事者と対等に対話できるコミュニケーション能力がある人
  • チームでの連携を大切にできる協調性のある人
  • 数値分析や戦略立案など、論理的思考が得意な人
ジョブリエ編集部
特に人工内耳のような高度医療機器を扱う企業では、製品知識だけでなく、医師・言語聴覚士・看護師など、多職種の専門家とのコミュニケーション力が極めて重要です。

聴覚インプラント業界の現状と将来性

聴覚インプラント業界の現状と将来性

聴覚インプラント業界は、世界的な高齢化と医療技術の進歩を背景に、堅調な成長を続けている分野です。日本市場においても、聴覚医療領域は注目度の高いセグメントとして位置付けられています。

拡大する聴覚医療のニーズ

聴覚インプラント業界の強みは、難聴者の増加や高齢化を背景に市場が年7%以上で成長している点と、電極設計やAI・ワイヤレス技術など技術革新が進み、適応範囲も拡大している点にあります。

高齢化に伴う「生活の質」を維持するために必要不可欠な医療機器として、社会的認知も拡大していくと予測されています。

新生児聴覚スクリーニングの普及により、先天性難聴の早期発見と早期介入が進み、若年層への人工内耳適応も拡大しています。

難聴は単なる「聞こえにくさ」だけでなく、認知機能の維持や社会参加にも深く関わる重要なテーマとして再認識されつつあります。

技術革新がもたらす将来性

聴覚インプラント分野では、MRI互換性の向上、ワイヤレス通信機能の搭載、AIによる音響処理の高度化、ロボティクスを活用した精密手術など、技術革新が加速しています。

MED-ELグループは1994年にMRI対応人工内耳を実用化するなど、業界をリードする研究開発力で次世代のソリューションを生み出してきました。特に、外部機器を必要としない完全埋込型人工内耳の実用化は、聴覚ソリューション分野で最も革新的な次世代技術として期待されており、メドエルがグローバル製品戦略の柱として推進しています。

業界が直面する課題

一方で、聴覚インプラント業界には以下のような課題も存在します。

  • 人工内耳をはじめとする医療機器の認知度がまだ高くない
  • 薬事承認プロセスの長期化と複雑化
  • 医療従事者向けトレーニング体制の継続的な整備
  • 患者・家族への情報提供と意思決定支援
ジョブリエ編集部
これらの課題に取り組みながら、業界全体で患者中心の医療を実現していくことが期待されています。

ジョブリエ編集部まとめメモ

パソコンに映るジョブリエのロゴマーク

 

メドエルジャパン株式会社は、聴覚インプラントのグローバルパイオニアであるMED-EL社の日本法人として、難聴で悩む方々に新たな選択肢を届け続ける医療機器メーカーです。

少数精鋭ならではの風通しの良さと、最先端技術に触れられる専門性の高さを兼ね備えた、社会貢献性の高い職場といえるでしょう。

ジョブリエ編集部
医療機器メーカーでの営業経験を活かしてさらにキャリアを深めたい方、聴覚医療という専門領域でプロフェッショナルを目指したい方には、特におすすめできる企業です。

会社概要

会社名メドエルジャパン株式会社
設立2001年
代表者代表取締役社長 中島義展
資本金10百万円
従業員数48名
事業内容人工内耳をはじめとする高度医療機器の輸入・販売、薬事承認業務、医療機関へのテクニカルサポート
アクセス〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台2-1-20 御茶ノ水安田ビル5階
公式サイトhttps://www.medel.com/ja