ベストライフは、主に中古ブランド品等の買取・販売を行うリユース事業を運営している会社です。
全国にある買取専門店では様々なジャンルの品物を取り扱い、対面接客による査定で安心して利用できると評判です。また、全国展開している店舗だけでなく、出張買取や宅配買取などのサービスも提供しているため、店舗に行けない人や忙しい人も気軽に利用できると高い評判を得ています。
本稿では、ベストライフ利用者の評判口コミやリユース業界の強み、今後の展望について調査しました。社風や求める人物像などの採用情報についてもまとめているので、ベストライフについて詳しく知りたい人や、リユース業界に興味のある人にお勧めの記事です。
目次
ベストライフは評判の買取業者
ベストライフは、主にリユース事業を手掛けている会社です。創業は2002年で代表を岩本元熙さんが務めています。全国に38店舗展開する買取専門店では、ブランド品から生活雑貨にいたるまで様々な品物を買い取ってくれます。
買取専門店のベストライフ(BestLife)はスタッフの査定が分かりやすく、丁寧に対応してくれると評判です。また、店舗買取だけでなく、出張買取や宅配買取も行っています。店舗が近くにない人や店舗に持参するのが難しい品物を買い取って欲しい人、忙しい人も気軽に利用できるでしょう。
さらに、環境への配慮はもちろん、持続可能な消費を促進するため、リユースの重要性を広める活動も行っています。事業活動を通じて、社会問題や環境問題にも積極的に取り組んでいるのです。
企業理念
「活かそう資源」を実現するためには、地球上にある全ての資源や出会った人々、生きていく上で必要な情報、不要となったモノに価値をつけて循環させることが大切だとしています。また、「人」も重要な資源の一つで、パーソナリティを活用することで周りの資源が動くとベストライフは考えているのです。
「活かそう人財」では、誰にでも得意分野があり、役割があり、その人の得意を見つけることで人は活かされ宝の人財になるとしています。この理念を基に、ベストライフでは社員一人ひとりが活躍できる働き方を重視しています。
資源だけでなく人財にも重点を置き、成長を続けている会社であると言えるでしょう。
会社の歩み
ビジネス化のきっかけは、代表の岩本元熙さんが自身の洋服をネットオークションに出品したことから始まります。このとき、古着屋の100倍の値段がついたことから、自身の持ち物をネット販売し始めたそうです。
落札される度に「ありがとう」という言葉をもらえるのが嬉しく、自宅の物を売りつくした後はリサイクル市場の戸を叩き、商品を集めて出品するというビジネスモデルを構築しました。
品物を買取する際は「この商品はなんだろう?」と調べ、売るときも「どんな良さがあるのか?」と調べて販売しており、買取から販売まで一貫して商品の価値を追求できる点や、日々新しい商品に出会える点に魅力を感じたようです。
そして、飽きのこない「商い」を一生の仕事にできればどれだけ最高の人生か、と思い「ベストライフ」という社名をつけ創業しました。
創業後は20年以上連続で黒字経営をしており、リユース業界で成長し続けています。
ベストライフの事業内容
ベストライフは主にリユース事業を手掛けていますが、フィットネス事業やアパレル事業も展開しています。全ての事業に共通することは、「人の喜びが自分の喜びとなり、自分の喜びが周りの喜びへとなる」活動ということです。
リユース事業
リユース事業では、ブランド品や宝飾品などの高級品から生活雑貨まで幅広く取扱っています。全国に38店舗展開している買取専門店では、社内試験に合格したスタッフが目の前で査定を行ってくれます。
店頭で買い取ったリユース品は、インターネットのオークションサイトや輸出サイト、業者向けに販売しています。
「リユース」という観点から、環境にも配慮した事業活動を行っています。
フィットネス事業
フィットネス事業では、24時間フィットネスクラブを7店舗運営しています。「生活」を大切にするベストライフだからこそのサービスです。健康への意識が高まりつつある近年、フィットネスは注目の事業と言えるでしょう。
現在、24時間フィットネスクラブは100社以上のブランドが存在しますが、日本国民全体で4%の入会率です。今後は欧米のようにフィットネスが日常となり12%以上にまで入会率が上がると期待されています。
ベストライフは個人の幸せだけでなく、健康を通じた家族や仲間とのコミュニケーションもサポートできる事業を展開しています。
アパレル事業
ベストライフのアパレル事業では、セレクトショップの運営を行っています。自社ブランドやオーダーメイドの洋服、靴などを取扱ったブランド展開をしています。
オンラインブランドでは、衣服を用いて人々の生活を豊かにするために、ジャンルやカテゴリを問わず、時代を超えて組み立てられた骨董品との出会いを目指してるようです。
リユース事業で培ったノウハウを活かした、ベストライフならではのアパレル事業と言えるでしょう。
ベストライフのブランド品・貴金属買取に関する評判口コミ
思ったより高く買い取ってもらえた
スタッフの対応が良く安心できた
買取金額に大満足
ベストライフのブランド品・貴金属買取に関する評判口コミまとめ
初めて買取業者を利用する際は、お店の雰囲気や正しく査定してくれるかなど不安に思う人もいるでしょう。しかし、ベストライフの利用者からはどちらも高い評価を得ているのです。
「人の喜びが自分の喜びとなり、自分の喜びが周りの喜びへとなる」という思いで活動をしているベストライフだからこそ、利用者からの評判も高いのでしょう。
採用情報
また、具体的にどんな人材を求めているのか探るべく、求める人物像や、社風、福利厚生、評価制度などを調査しました。
求める人物像
ベストライフが求める人物像は以下の通りです。
- 人や社会に役立つことを自分の喜びと捉えられる
- 物事を肯定的に捉える習慣がある
- 素直、前向き、勉強好き
- チャレンジシップをもっている
- 社交的、明るい
個人が会社に与える影響が大きいと考えるベストライフだからこそ、教育制度にも力を入れています。
勉強できる環境は整っていると言えますが、前向きな人や勉強好きな人、チャレンジ精神がある人というように、自ら成長したいと意欲を持っていることが大切になってくるのでしょう。
ベストライフの社風
人財育成に力を入れているベストライフには「学び成長していく」 という社風があります。社員一丸となって高みを目指しているため、お互いサポートし合えるようなアットホームな雰囲気も特徴です。
スキルアップや社内の人間関係を良好に保つために、以下の様な社内交流イベントも開催されています。
- 社長による誕生日お食事会
- 毎月1回、1対1のコミュニケーションの場
- 表彰制度
- 自己成長のためによる勉強会
- エリアによる食事会
個人の成長を促す環境が整っており、良好な人間関係を築きながら会社全体で成長していこうとする姿勢が感じられます。
福利厚生・評価制度
ベストライフでは、福利厚生を通して「働きやすいさ」を提供し、評価制度や研修制度を整えて「働きがい」を追求しています。
主な福利厚生や研修制度は以下の通りです。
- 育児休暇制度
- 社員優遇フィットネスジム利用
- 社内鑑定教育制度
- 引越し費用会社負担(地方採用)
- 社外研修会社負担
- インターンシップ制度
「働きやすさ」と「働きがい」の2つを重視しているベストライフでは、理想のワークライフバランスを実現できるでしょう。
ベストライフの強みと他社との違い
買取専門店のベストライフの強みは、100%直営店舗であること、対面接客による査定で利用者に安心感を持ってもらえることです。
それは、口コミや評価の高さにも繋がっています。ベストライフでは、出店してから3年以内にGoogle口コミの評価が全店舗1位になっています。また、ヤフオクでの評価数が25万9,000件ある内、99.3%が「非常に良い」と回答しているのです。
さらに、ベストライフでは人財育成に力を入れており、教育システムが充実しています。成長しながら学べるような環境が整っていると言えるでしょう。
これらの強みを活かし、ベストライフは創業以来20年以上連続して黒字経営をしています。
リユース業界の強み・弱み
リユース業界は「中古品を買って不要品を売る」という良い循環が社会に定着し、SDGsの観点からも注目されています。
リユース業界の強みの一つは、高齢化社会による実家じまいや遺品整理、生前整理による買取が増加していることです。円安によるインバウンド需要が高まっていることも、リユース業界の成長を後押ししているでしょう。
一方で、為替や相場などの外部環境に左右されやすい業界とも言えます。また、注目度も高く、参入するハードルも低いため参入する個人や企業が増えてきています。そのなかには、不誠実な会社もあるため、業界のイメージを下げてしまうことも懸念されています。
ベストライフの展望とリユース業界の今後
リユース業界の今後とあわせて紹介していきます。
社員一丸となって目指す100店舗展開
ベストライフのビジネスモデルでは、1店舗の業績を何十倍にすることはできないため、社員一丸となって100店舗の展開による多店舗化を目指しているそうです。
そのため、社員の育成に力を入れています。「挑戦・活躍できる働き方」を推進し、やりがいや成長の場を提供することで、社員も会社もお互いが成長し企業の発展につながると考えられています。
また、100店舗展開以外にも以下のような目標を掲げています。
- 2026年に年商100億
- のれん制度の拡大により社員から経営者を創出
- 海外への店舗展開
会社として目指している姿や目標を示すことで、一人ひとりがやるべきことが明確になりモチベーションの向上にもつながるでしょう。
2030年には4兆円規模の市場へ成長と予測
リユース業界は、今後も市場規模の拡大が期待されています。リサイクル通信では、2030年には4兆円規模の市場になると予測しているほどです。
リユース業界は景気にも左右されず、むしろ不況にも強いと言われています。「不用品を売って利益を得たい」「商品を安く購入したい」と不況化にも大きなビジネスチャンスがあるのです。
また、持続可能な社会を意識する消費者のニーズにマッチすることも業界の成長を後押ししていると考えられます。
ジョブリエ編集部のまとめメモ
ベストライフは、ブランド品から生活雑貨まで幅広い商品を取扱っている買取業者です。利用者からは、買取金額だけでなくスタッフの対応についても高い評価を得ていました。
それは、人財育成に力を入れているベストライフだからこそと言えるでしょう。
社員一人ひとりが果たす役割が大きく、個人が企業に与える影響も大きいと考えているからこそ、充実した教育制度で「働きやすいさ」と「働きがい」を提供しています。
市場規模の拡大が期待されるリユース業界で、ベストライフは今後どのように成長していくのか、活躍から目が離せません。
会社概要
社名 | 株式会社ベストライフ |
創業 | 2004年9月 (創業 2002年9月) |
資本金 | 3,000万円 |
代表者 | 岩本 元熙 |
従業員数 | 145名(社員とアルバイトを含める) (2024年時点) |
古物商許可証 | 大阪府公安委員会 第621011600328号 大阪府公安委員会 第62231R036215号 神奈川県公安委員会 第451910009580号 |
加盟機関 | BRFA 日本ブランドファッション協会 加盟店 |
経営革新計画 承認番号 | 大阪府指令経支第1095-72号 |
登録商標 | 「ベストライフ・ブランド鑑定士」:商標登録出願申請中(商願2022-92928) 「ブランド鑑定師」:登録5713781号 「ブランド査定士」:登録5429473号 「ベストライフ」:登録3071637号,3071638号,5197087号,5764652号 ベストライフロゴマーク:登録5699260号,5723127号,中国商標登録14203970号,14203971号 |
事業内容 | リユース事業 フィットネス事業 アパレル事業 |
アクセス | 〒540-0012 大阪府大阪市中央区谷町1丁目7−4 MF天満橋ビル 6F |
公式サイト | https://bestlife-ltd.com/ |