ロフティーは、幅広い職種の求人サイトを運営していることで評判の総合人材サービス会社です。
新システムを導入した全国の派遣・求人情報サイト「ジョブティー」の開設や、障がい者・外国人雇用に特化した就職支援を行うなど、幅広い労働力の提供を行っています。
直近5年間の売上高が前年比平均120%の伸び率となっており、積極的な若手社員の抜擢人事や本気で取り組む社員達が働きやすい環境を整えている会社としても評判です。
この記事では、ロフティーの事業内容や運営サイト、会社の強み、働く社員の口コミ評判に併せて、同社の募集職種や求める人物像、福利厚生等の求人採用情報も紹介しています。
人材派遣業界の強みと弱みや今後の動向予想についても解説した記事となりますので、人材派遣業界への就職を検討中の方は有益な情報が得られるでしょう。
目次
ロフティーは評判の派遣会社!

ロフティーは、総合人材サービス事業が評判の会社です。
東京都千代田区に本社があり、人材派遣事業を主力に人材紹介やショットワーク、広告、業務委託など包括的に人材事業を展開しています。

会社の歴史
ロフティーは2002年に埼玉県熊谷市にて設立されました。
設立当初は有限会社でしたが、2004年6月に資本金を1,000万円に増資して株式会社へと組織変更しています。
同年9月には久喜市に営業所を開設し、その後も本社を移転したり各地に営業所を開設したりしてエリア拡大に成功します。
2008年4月には障がい者雇用推進事業を開始し、2013年に「株式会社チャレジョブ」を設立するなど就職支援の幅を広げてきました。
2018年に全国版求人サイト「ジョブティー」の運営をスタートさせ、新システムを導入した求人サイトとして業界でも注目を集めます。
2023年8月には資本金を5,000万円へ増資し、売上も好調なロフティーは、現在も幅広い労働力の提供・サポートを行いながら新たな働き方の創造を続けています。
ロフティー経営三原則
ロフティーは企業理念である「新たな働き方を創造する会社」で在り続けるために、「ロフティー経営三原則」という3つのテーマを掲げています。
- Lofty Quality(ロフティー クオリティー):私たちは、多様化するお客様のニーズに素早く的確に対応し、質の高いサービスを提供し続けます
- Lofty Product(ロフティー プロダクト):私たちは、常に新しい分野に挑戦し人材を人財に変え、時代の先駆けとなる総合人材サービスを創造し続けます。
- Lofty Ideal(ロフティー アイデアル):私たちは、社員一人一人が誇りを持ち、高い理想の元徹底したマーケティングリサーチを行い、顧客満足を第一に考えた提案をし続けます。
会社・自分・仕事に対して無意識に抱いている既存概念を飛び越えられる人材こそが、会社の未来を作る人材であると考え、常に新しい発想が生まれる職場環境づくりを意識しています。
ロフティーの事業内容

ロフティーの事業内容は、総合人材サービス事業とメディアソリューション事業の2つです。
総合人材サービス事業については、労働者派遣事業「(派)13-303247」と有料職業紹介事業「(紹)13-ユ-302661」の許認可番号にて登録されています。
メディアソリューション事業では、企業HPやリーフレットの制作や、ポスター・ノベルティーグッズ・ラインスタンプなどのデザインをはじめ、自社求人情報サイトや就職支援案内サイト、外国人労働者や障がい者、介護・看護職等に特化した求人サイトの管理・運営を行っています。
近年、労働人口の減少や働き方の多様化を背景に、人材市場は変革期を迎えており、企業側も多様な採用課題を抱えています。

求人情報サイトを運営
豊富な求人数が評判の求人情報サイト「ジョブティー」のほか、ロフティーでは「埼玉介護求人ナビ」という地域密着の求人情報サイトを運営中です。
主に特別老人ホーム、介護老人保健施設、デイサービス、訪問介護サービス等の施設で働ける求人情報を紹介したサイトで、未経験者やブランクのある方、無資格の方でも応募可能な求人も多数掲載しています。

ロフティーで働く社員の口コミ評判


チームと個のバランスがとても良い会社
ロフティーで働いて感じたことは、役員や上司との距離が近いことです。
個人で考えていることやチャレンジしたいことを上部に伝えられる環境は、働きやすいです。
また、「リファラル採用」を起用していることも面白いと感じており、類は友を呼ぶという言葉通り、お互いの刺激が相乗効果に繋がっているなと感じています。
社内公認のフットサルチームで同じ趣味をもつ仲間たちと一緒に汗を流すなど、社員同士の仲の良さも魅力的です。個人としてのやりがいもチームとしての満足度も高いので、チームと個のバランスがとても良い会社だと思います。

「リファラル採用」とは、社員の人脈を通じて自社に合った人材を紹介してもらう採用手法です。
自社を理解している社員からの推薦となるので、採用後のミスマッチも起きにくいというメリットがあります。
また、役員や上司に自身の考えを伝えられる環境は社員のやる気にも繋がり、結果としてチーム・個人の両方に良い相乗効果が生まれているのだと考えられます。
勤続年数や立場に関わらずチャレンジできる環境
「未来会議」「キャリチャレ制度」「社内コンテスト」など、勤続年数や立場に関わらず誰でもチャレンジできる風土がある会社です。
自分のアイデアや考えを発言できる環境はやる気に繋がります。さらに、発案者に運用を任せてくれるなど、日常的な抜擢人事が行われているため、やる気のある人ほど仕事への責任感ややりがいを感じることができます。

ロフティーでは、社員のやる気や結果をしっかりと評価してくれる環境を整えています。
年2回行われている「未来会議」による発案は実際に実行された事例も多く、役職や部署の垣根を越えた交流が出来る場としても評判です。
社歴に関係なく抜擢人事が行われていることから、やる気のある社員をしっかり評価してくれている会社であることが伝わります。
自分の得意なフィールドで挑戦できる
営業では、スポット派遣や接客業務の派遣、外国人労働者の派遣など、それぞれ得意とする分野が異なるのですが、ロフティーは各社員の長所が活かせる得意な分野で活躍させてもらえます。
得意なフィールドで挑戦できるため自発的にやりたいこともどんどん浮かび、会社も社員のやりたいことを成功に導くための土台作りを用意してくれるので、安心して挑戦できます。

ロフティーでは社員の得意分野や長所が活かせる働き方を推奨してくれます。
自発性を大切にしており、発案が成功するためのアドバイスや土台作りをしっかりサポートしてくれることから、社員も安心してチャレンジできると評判です。
ロフティーで働く社員の口コミ評判まとめ

ロフティーは“挑戦したいことを提案できる会社”であり、上司との距離が近いことから提案内容も伝えやすく、会社側も成功へ導くためのアドバイスや土台作りをしてくれることから、意欲的に働ける環境のようです。
また、「キャリチャレ制度」「未来会議」「リファラル採用」などの各種制度に面白味を感じるという社員の口コミもありました。
ロフティーは、社歴に関係なくやる気のある社員を全力でサポートし、結果をしっかりと評価してくれる会社といえます。
ロフティーの強み・派遣から評判の良い職種とは


ロフティーの強みは豊富な求人数を取り扱っていることです。おおよその取扱い件数は以下の通りです。
- スーパー:370件
- 工場(倉庫):630件
- 工場作業:630件
- レジ業務:553件
- 物流倉庫作業:375件
- 事務:228件
派遣登録者から評判の良い職種は、倉庫や工場で行う「軽作業」や小売店等の「レジ業務」が挙げられます。
軽作業の仕事は一般的にマニュアルや手順書が用意されているため、初心者でも簡単に遂行しやすい傾向があります。
また、レジ業務はお店があれば自宅の近くで働ける可能性が高く、近年ではレジの機械化も進んでいることから負担が軽減していると評判です。
ロフティーでも、人気の高い軽作業やレジ業務の求人を豊富に取り扱っていますので、希望に合った仕事が見つかるかもしれません。
求人採用情報


ここでは、ロフティーが現在公開している採用情報を調査し、募集職種や採用傾向、福利厚生、社風、評価制度について紹介します。
募集職種
ロフティーでは、2025年3月時点で以下の職種を募集しています。
- 2026年卒 人材コンサルタント営業職
- 2026年卒 地域限定職 フィールドセールス
- 2026年卒 事務職(総務経理グループ・CSグループ)
その他にも東京都・大阪府、神奈川県などを中心に中途採用やアルバイト・パート採用も随時更新中です。
ロフティーの社風
ロフティーは、社歴や役職に関わらず意見を伝えやすい環境で、風通しの良い社風だといえます。
選抜メンバーが社長へ直接プレゼンを行う「未来会議」や、公募制の部署異動制度の「キャリチャレ制度」、月に1度全社員と上司が行う個別面談などによって社員のチャレンジ意欲と日頃の悩みなどをしっかりサポートしてくれていると評判の声もありました。
また、歓送迎会や部活動(同好会)、全体会議、社員旅行によって部署に関係なく交流の場も多い会社です。

求める人物像と業界の採用傾向
ロフティーが採用の際に求める人物像は「明るく元気に挨拶のできる方」です。
様々な人と出会う機会の多い職種となるため、コミュニケーション能力の高い方が望ましいと考えているようです。
派遣業界では、ロフティーが求めているようにコミュニケーション能力や柔軟性のある方を採用する傾向があり、中途採用については各分野における専門スキルや経験値の高い人材が求められています。
派遣業界未経験者でも、明るく挨拶ができ、コミュニケーション能力や柔軟性、責任感などがある方ならチャレンジできる業種といえるでしょう。
福利厚生

- 各種社会保険完備
- 退職金制度
- 互助会制度
- 慶弔見舞金/結婚祝い金/出産祝い金
- 住宅手当(規定あり)
- 資格支援制度・キャリチャレ制度
- 有給取得推進制度
- 親睦会費補助
- 社員総会
- LOFTY部活動
- 表彰制度
- 副業OK
- 社宅有
- 規定や条件のある福利厚生もありますが、ロフティーの福利厚生は社員の働きやすさを考えている充実した内容といえます。
評価制度
ロフティーでは「表彰制度」「社内コンテスト」「達成金制度」「永年勤続表彰制度」など、多数の評価制度を用意しています。
- 表彰制度:普段なかなか評価されにくい業務へスポットライトを当てる機会を創出するために年2回実施。
- 社内コンテスト:チームや個人で賞金獲得を目指すコンテスト。営業報酬制度もあり。
- 達成金制度:営業所や事業部毎に掲げた目標を3ヶ月間で達成すると達成金を贈呈。
- 永年勤続表彰制度:10年間勤続した社員に敬意と感謝を込めて表彰状とお祝い金を贈呈。
さまざまな評価制度を用意することで、社員のモチベーションが向上し、会社全体のレベルアップにも繋がっています。
人材派遣業界の強みと弱み

人材派遣業界の強みは「働く」を商材にしていることといえます。
成人後は働くことが一般的な社会となった近年、人材派遣会社のような多種多様な働き方への理解や知識が深い存在は労働者にとっても頼れる場所です。
一方で人材派遣業界の弱みとしては「賃金」が挙げられます。
最低賃金の改定による賃金向上は一見明るいニュースにも感じられますが、企業側にとっては物価上昇によるコストアップなどもあり、頭を抱える問題です。
労働者・企業共に仕事が無くなってしまえば本末転倒となってしまうため、法改定や規制強化などの情報に敏感に対応していく必要のある業種といえます。
人口減でも就業者数は過去最多を記録
総務省の発表によると、2024年の就業者数は6,781万人となっており、前年と比較して約34万人の増加となりました。
日本の人口は減少傾向にある中、就業者数は1953年以降で過去最多を更新しています。
性別で分類すると女性が3,082万人、男性が3,699万人とあまり大差のないように見えますが、女性は31万人増加、男性は3万人増加と女性の増加が圧倒的に目立っています。
また、シニア層の就業者数も上昇傾向にあり、特に60歳以上の就労者が増えています。
調査の結果から、人口が減少傾向にある中でも就業者数が増加しているのは、女性やシニア世代が働くようになったことが理由といえるでしょう。
度重なる法改正への対応が必須
1986年から施行されている労働者派遣法は、2012年以降頻繁に改定が行われています。近年では、2021年に以下の派遣法が改正されました。
- 労働者派遣契約の電子化解禁
- 苦情処理体制の整備指針
- 雇用安定化の借地
- マージン率などの確認
派遣契約の電子化解禁など、効率化が期待できる改定もある一方で苦情処理体制の強化など、より一層厳格な対応が求められる内容もあります。
これまで「努力義務」とされていた内容が義務化になるなど、派遣法は年々強化されています。
従来の派遣法にてしっかり運用している派遣会社にとっては大きな影響はないといえますが、今後も常に情報のキャッチアップが必要となるでしょう。
人材派遣業界とロフティーの今後について

日本における労働者の人手不足は今後さらに深刻化すると予想されています。
ここでは、人材派遣業界の今後の予想とロフティーの展望について紹介します。
人手不足はさらに深刻化
日本では、現在深刻な人手不足によって就職エージェントや人材派遣業などが活況している一方で、人材関連サービス業の倒産も増加傾向にあります。
2024年度2月から4月の倒産件数は92件で、前年同期比10.8%増という結果となりました。2023年度は1年間の倒産件数が91件だったため、2024年度はたった3ヶ月で2023年度の件数を越えています。
人材関連サービス業の倒産が相次ぐ背景には、深刻化する人手不足があります。
人手不足によってクライアントとなる企業が求めている人材を提供できないことで、顧客開拓が進まず、販売不振に陥ってしまうためです。
入社や登録後に倒産してしまうことを避けるためにも、会社選びには売上高が好調な企業を選ぶなど、事前調査が重要といえるでしょう。
目標はグループ売上200億達成
ロフティーは8年連続売上高を更新しており、2024年5月期の発表ではグループ全体売上105億円、単体売上80億4,000万円となっています。
目覚ましい成長率を示しており、同社の勢いを強く感じさせます。
ロフティーの今後の目標はグループ売上200億円達成で、目標達成と事業拡大に向けた人員募集を積極的に行っています。
ジョブリエ編集部まとめメモ


ロフティーは人材派遣事業を主力とした人材サービス会社で、全国規模にて幅広い労働力の提供を行っています。
女性やシニア世代で働く方が増え、就業者が増加傾向にありながらも、まだまだ全体的に労働における人手不足問題は解消されていないのが現状です。
ロフティーでは、多種多様な働き方を提供することで、就業者と人材を求めている企業の両方の助けとなるサービスを提供しています。
また、ロフティーで働く社員からは、積極的にチャレンジできる環境が評価されており、会社側が年齢や役職に関係なく挑戦できるようサポートしていることが働きやすい環境に繋がっているのでしょう。
今回の調査から、ロフティーは今後も人材派遣業界で飛躍し続ける会社といえます。
会社概要
運営会社 | 株式会社ロフティー |
設立 | 2002年10月21日 |
代表者 | 代表取締役 髙野崇宏 |
資本金 | 5,000万円 |
従業員数 | 218人(2025年4月末実績) |
許認可番号 | 労働者派遣事業 【(派)13-303247】 有料職業紹介事業 【(紹)13-ユー302661】 |
アクセス | 〒100-0011 東京都千代田区内幸町 2-1-6 日比谷パークフロント 19階 |
公式サイト | https://lofty-ltd.co.jp/ |