類農園は、類設計室から生まれた農園部門として、有機農業と直売所を展開する事業です。特に独自の流通網で構築した直売所は、品質の高さが評価され、地域の人々からも注目を集めています。
本記事では、実際の評判や口コミをもとに、類農園直売所の魅力や他社との違いについて、取材した内容を交えて詳しく解説します。
また、事業内容や強みだけでなく、求人・採用情報や求める人物像についても詳しく紹介します。
「新鮮で安心できる食材を扱う企業なのか知りたい」「働く環境や将来性はどうなのか気になる」という方は、ぜひ参考にしてください。
目次
類農園とは?

類農園は類設計室の農園事業で、有機農業の実践と直売所の運営を中心に展開しています。
具体的には、奈良・三重の農場での生産に加え、独自の流通網による直売所を通じて、新鮮な農産物を消費者に直接届けています。
また、ワークショップやこどもマルシェの開催など、教育や地域連携にも力を入れており、農業の枠を超えた価値提供を行っている点も特徴です。
ここからは、類農園の担当者様に取材した内容を紹介します。
類農園の歩み


この経済危機を経験し、さらに「自然に学び、いのちを育てる」ことに気づいたことで、事業の方向性がより明確になりました。
設立当初から有機農業に注力し、奈良農場や三重農場で有機野菜や特別栽培米を栽培しています。
特に奈良農場では、地元資源を活用したホルモン剤不使用の循環型有機農業を実践し、大和野菜を含む約30種類の有機野菜を生産しています。
スタートして15年が経過した2014年には、都市と農村をつなぐ直売所を開設しました。
この取り組みによって、農村の活性化と地域連携を実現し、新鮮な野菜を直接消費者に提供することで、農業の魅力を広めてきました。現在は、約600名の生産者が直売所に参加しています(2025年時点)。
今後は社会課題の解決に向けて異業種連携を進め、持続可能な開発目標(SDGs)を支援する活動を継続していく方針です。私たちは、地域社会に貢献しながら、未来の農業を切り拓いていきます。
理念


無農薬・化学肥料不使用の有機農法を取り入れ、土地の特性や水の個性、空気の変化を読みながら作物を育てています。
農園事業には、作り手と消費者、そして都市と地方をつなぐ想いが込められています。特に、子どもたちから「びっくりするほどおいしい!」と言われる品質を目指し、教育活動にも力を入れています。
現在、奈良・三重・和歌山の約600名の生産者が自由に値付けできるシステムで直売所を運営し、消費者の声を直接生産者に届ける仕組みを構築しています。
このように、類農園は自然との共生を大切にしながら、持続可能な未来を切り開くことに努めています。
類農園の事業内容


奈良・三重農場の運営

奈良農場では、約30種類の有機野菜や米を栽培し、循環型有機農業を実践しています。これにより、土壌の健康を維持し、持続可能な農業を推進することを目指しているのです。
三重農場では、有機栽培米や特別栽培米の生産を行うとともに、全国から農業研修生を受け入れることで次世代の担い手を育成しています。
このように、実践的な学びの場を提供することで、農業の発展と人材育成に貢献しています。
直売所の運営

さらに、私たちは異業種との連携にも力を入れており、教育支援やブランディングの協議会を通じて地域社会に貢献する取り組みを行っています。
これにより、持続可能な農業の推進や地域活性化を図り、地域に根ざした企業としての役割を果たしています。
類農園直売所の評判口コミ

類農園が運営している直売所は、利用者からはどのような声が上がっているのでしょうか。
ここでは、直売所に関するリアルな評判口コミを3つ紹介していきます。
新鮮な野菜が手に入る
会員になると限定の割引が受けられるため、入会しておくとよりお得に利用できます。価格は産直ならではでスーパーよりやや高めですが、その分品質の高さを実感できる商品が揃っています。

当日の朝に収穫された野菜が並ぶ点は、一般的なスーパーではなかなか得られない価値であり、食材の品質を重視する人にとって大きなメリットといえるでしょう。
社会貢献意識が高い企業の手掛ける直売所
土日は多くのお客さんで賑わっており、食への意識が高い方が多く訪れている印象です。
建築設計や進学塾など、社会に貢献する事業を幅広く展開している企業が手がける食品事業で、奈良には自社農園も運営しているようです。食の安心・安全を支えるお店として、今後の展開にも期待が高まります。

実際に多くの来店者で賑わっている様子からも、食への意識が高い層に支持されていることがわかるでしょう。
居心地の良いお店
アサリやシジミは身が大きく、よく購入していますし、お弁当も美味しくて満足度が高いです。
一般的な直売所にありがちな雑多で無機質な雰囲気ではなく、清潔感があり明るい店内で、居心地の良さも気に入っています。

旬の食材や有機野菜、新鮮な食品が安定して手に入る点はもちろん、アサリやシジミといった具体的な商品の品質や、お弁当の満足度の高さも支持されているポイントといえるでしょう。
さらに、清潔感があり明るい店内環境が整っている点も印象的です。一般的な直売所のイメージとは異なり、快適に買い物ができる空間づくりがなされていることで、リピーターにつながっていると考えられます。
類農園直売所の評判口コミまとめ

また、有機野菜や無添加食品を中心とした品揃えから、食の安全性に対する意識が高い利用者に選ばれている点も特徴的です。
さらに、清潔感のある明るい店内や、日常的に通いやすい雰囲気も高評価につながっており、単なる直売所ではなく「安心して通える身近なお店」として定着している様子がうかがえます。
全体として、品質と信頼性を重視する層に支持される直売所であり、今後も安定した人気が期待できるといえるでしょう。
類農園の魅力を深掘り!

直売所は、新鮮さや品質の高さ、安心感などが支持されていることがわかりましたが、類農園の魅力はそれだけではありません。
ここでは、類農園の魅力を深掘りすべく、担当者様に強みや他社との違いについてうかがいました。
類農園の強み:教育・農業・設計の融合


私たちは、県内の自社山から木材を調達し、地産地消を実現しています。地域の資源を有効活用することで、持続可能な建築を目指しているのです。
また、奈良県宇陀市にオフィスや生産・流通施設などを構え、施設内には教育プログラムの実施を目的とした宿泊施設(VUTAI)を整備しています。VUTAIを通じて、子どもたちに地域の文化や体験を提供する場を創出しています。

画像引用元:類設計室公式サイト
他社との違い:実践的な学びと共創


農業体験や地域づくりを通じた教育的活動を行い、地域と密接に結びつきながら、社会のニーズに応えるプログラムを展開しています。
これによって、単なる施設提供者にとどまらず、地域に根ざした未来の価値を創造する存在となっています。
一般的なスーパーとの違い:消化仕入方式の採用


これは、生産者が自由に商品を出荷し、店頭で売れて初めて生産者の利益となるシステムです。
そのため、私たちは単に商品を販売するだけでなく、生産者が10円でも高く販売できるよう工夫したり、廃棄をなくす体制を共に作り上げたりしています。
この方式を成功させるには、生産者のこだわりや想いを消費者へ確実に届けることが不可欠です。私たちは生産者に高品質な商品づくりをお願いし、売り場ではその想いを代弁するよう働きかけます。
こうして、お互いに期待をかけ合い、高め合う関係を600人以上の生産者と築いてきました。
類農園の直売所は、生産者にとって数ある販売先の一つに過ぎません。だからこそ、「他ではなく、類農園に出荷したい」と思っていただけるよう、営業担当としてお客様やスタッフに生産者のこだわりを伝え、また生産者には現場のリアルな声を届けることを心がけています。
農業業界の現状と課題・今後の展望

「農の再生」を目標に立ち上がった類農園ですが、農業業界は現在どのような状況に置かれているのでしょうか?
農業業界の強みと弱み


実際、日本には高品質なブランド米や評価の高いイチゴなど、海外でも絶賛される品種が数多く存在します。
改正種苗法は、こうした新品種の開発を推進し、知的財産権の保護を強化する重要な役割を果たしています。
しかし、新品種の出願件数は2017年のピークから約40%減少しており、今後の農業発展に向けて懸念が残ります。
日本農業が直面する主な課題

基幹的な農業従事者の減少と高齢化が進み、農家の平均年齢は67歳を超えました。2010年には167.9万戸あった農家経営体が、2020年には107.6万戸にまで減少し、このままでは2030年には約40万戸にまで落ち込むと予想されています。
加えて、高齢化や人手不足、TPPによる国際競争の激化といった課題も抱えています。
これらを解決し、生産性を向上させるためには、スマート農業の導入や農地の大規模化、そして農作物のブランド化が不可欠です。
こうした取り組みを通じて、日本の農業が持続可能で競争力のある産業へと進化することが求められています。
日本農業の未来に向けた展望

こうした流れを受け、農作業のオートメーション化やスマート農業の導入が進んでおり、さらなる競争力強化が求められています。労働力不足への対応としては、ロボット技術や省力化の進展が不可欠です。
今後、農産物の品質向上や付加価値をつける努力が求められ、日本農業の成長を目指す方向性が重要となります。
類農園の採用情報

類農園に興味を持つ人も多くいるかと思います。ここでは、現在募集されている職種や求める人物像、仕事の魅力などについて担当者様にうかがいました。

募集職種

フルタイムのポジションでは、農作業全般に携わりながら、有機農業を通じて地域と社会を元気にする仕事をしていきます。私たちはチームに新しい仲間が加わることを心待ちにしています。
また、アルバイトとしては、農産物の収穫や袋詰め、仕分け作業などを行う方を募集しています。シフト制での勤務が可能で、週3日から柔軟に働くことができるのも魅力です。
私たちは、農業が食料の確保だけでなく、人々をつなぎ、共に元気にする力を持っていると信じています。この思いに共感し、一緒に働きたいという方のご応募をお待ちしています。
貴重な経験を通じて成長できる機会もたくさんありますので、興味を持たれた方はぜひご検討ください。
求める人物像

現在、教育事業部との連携を深め、農場を活用した「農業カリキュラム」や「自然学舎」の実施に携わっています。また、設計事業部が手がけた物件では、教育事業部の生徒たちが農園の野菜を販売するマルシェも開催するなど、他事業部との連携を強化しています。
こうした共創の可能性を、この取り組みからさらに広げていきたいと考えています。新たな価値を創造するため、他事業部との協力やアイデアの共有を大切にし、共に成長していける仲間を歓迎いたします。
社員の評判


類農園を通じて、生産者とお客様がつながり、出荷量が増えることで産地が活性化する姿は、本当に嬉しいものです。
私の上司は、農園事業の立ち上げから関わってきた大先輩で、「なんでも屋になれ」という言葉を教えてくれました。この言葉を胸に、農園に関するお問い合わせやお客様の要望に柔軟に応える営業を目指しています。そして、仕事の可能性をさらに広げていきたいと思っています。
多事業体で構成された類設計室では、さまざまな分野に携わることができるという確信があります。
設計、教育、地域共創、営繕など、他の事業部と連携することで、新たな可能性が広がる環境が整っています。こんなに刺激的な「畑」はなかなかないと思っており、よりいっそうこの仕事を極めていきたいです。
担当者に聞く!農業業界の採用ポイントと対策

農業業界で活躍するためには、どんな能力が必要になるのでしょうか?現在活躍している人の特徴も含めて担当者様にうかがいました。

働くうえで必要となる能力

また、土壌や作物に関する基本的な知識も重要です。例えば、土壌の状態を的確に判断し、適切な肥料を選ぶ能力や、病害虫の発生を早期に見つけ出すスキルは、作物の健康維持に欠かせません。
さらに、農業機械の操作やメンテナンス技術も必要です。トラクターやコンバインといった機械を扱うためには、基本的な操作方法を理解し、定期的にメンテナンスを行う能力が求められます。
これらのスキルを身につけておくことで、農業現場で即戦力として活躍できるでしょう。
活躍する人に共通する特徴

類農園の場合、入社後にこれらのスキルを身につける環境は整っていますので、事前知識はなくても問題ありません。学び続ける意欲さえあれば、歓迎いたします。
農業は変化の多い分野ですので、新しい技術や知識を積極的に取り入れる柔軟さも重要です。こうした姿勢を持った人材が強く求められ、現在も活躍し続けています。
類農園の今後の展望



この施設では、小中高生向けの新たな学びの拠点として、地域の農家や生産者と連携し、さまざまな体験プログラムを提供していきます。
私たちは、地域活性化や地方創生を目指し、農業を通じた次世代育成、地域の魅力向上、そして人とのつながりを重視しています。
リアルな共創の機会を創出し、地域に根ざした活動を展開することで、新しいモデルを構築することを目指しています。
ジョブリエ編集部まとめメモ

類農園は、有機農業と直売所を中心に、生産者と消費者をつなぐ独自の仕組みを構築している点が特徴です。口コミからも、鮮度の高さや品質、安心感に対する評価が高く、地域に根ざした直売所として支持されていることがうかがえました。
また、教育や設計との連携による新たな取り組みも進めており、今後の展開にも期待が集まります。農業の枠を超えた働き方や価値創出に関心がある方にとって、魅力的な環境といえるでしょう。
会社概要
| 法人名 | 株式会社 類設計室 |
| 創立 | 1972年 |
| 代表者 | 代表取締役社長 岩井裕介 |
| 資本金 | 9,900万円 |
| 社員数 | 360名 |
| 事業内容 | 【設計事業部 類設計室】 ・建築の企画、計画、意匠、構造、設備、積算、監理 ・都市計画・再開発における地域調査および、それに基づく企画・基本計画の立案 ・マスタープランやリーディングプロジェクトなど、自治体の政策具現化のための調査・提案 【営繕事業部】 【教育事業部】 【農園事業部 類農園】 【地域共創事業部 類宅配】 |
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