三貢機械株式会社は、医薬品から鉄鋼までさまざまな製造現場の機械や設備を取扱う産業機械商社です。
具体的にどのようなサービスを提供しているのか、また、今後の専門商社業界・会社の展開についてどのように考えているのか聞いてみました。
目次
三貢機械株式会社ってどんな会社?
三貢機械株式会社は1951年創業の、産業機械専門商社です。
社名には「社員相互に貢献し、取引先様に貢献し、国家社会に貢献する」という三方に貢献するという意味を込めて「三貢機械」という社名にしています。
顧客は一部上場企業を中心とした、特定の大手製造業が多い為、営業はルートセールスが中心です。
医薬品から鉄鋼までさまざまな製造現場の機械や設備を取扱う産業機械商社、三貢機械株式会社のビジネス
ヒアリング
お客様を訪問し、生産設備に関するさまざまなご相談やお困りごとをヒアリングします。お客様の期待以上の成果を出すには、まずお客様が抱えている問題や課題をヒアリングし、状況を正確に把握することが大事だと考えています。ヒアリングはお客様へのサービスのスタートになる為、最も重要なプロセスと考えています。
機器選定
お客様からヒアリングした内容を基に、三貢機械と繋がりがある約800社の協力メーカーの製品の中から案件に最適な機器の選定や提案をします。最適な機器の選定を行うにはより多くの選択肢を持つことと、それぞれ協力メーカーの機器に対する知識、より深い情報を引き出す為の協力メーカーとの信頼関係が重要になると考えています。
クイックレスポンス
三貢機械は、お客様、協力メーカーとの調整や納期管理、進捗報告などを迅速・丁寧・正確に処理します。
提案を吟味することはもちろん大事ですが、時間を掛け過ぎてもいけません。お客様からの信頼を得る為には依頼に対するスピードが重要だと考えています。クイックレスポンスを出来るようにする為にも、ヒアリング、機器選定というプロセスは非常に重要になります。
現場立会
自社から取引先に製品を納品する時、現場に立会って諸々の工程の進捗を確認することもあります。
それだけでなく、取引先に納品する製品の製造過程を協力メーカーを訪問して視察することもあります。
ビジネスモデル
三貢機械のビジネスは、
・お客様視点
正しい製品を効率よく購入する為の購買機能のアウトソース
・協力メーカー視点
販路を広げる為の営業・販売のアウトソース
この両者のニーズを高いレベルでマッチさせることで産業機械商社である三貢機械株式会社のビジネスは成り立っています。
三貢機械の考える今後の商社業界について
弊社の立ち位置は、顧客から見ると購買のアウトソース。メーカーから見ると営業のアウトソースと捉えています。
顧客、メーカー双方の経営資源の最適化に寄与する弊社のビジネスモデルは、労働人口が減少局面にある今こそ、社会に必要とされる仕事であると考えています。
三貢機械の考える商社業界の強み・弱みとは
顧客が国内で生産する現場であるため、グローバリゼーションによる国内生産量の減少は避けられない傾向にあります。
そのような状況下でも、国産ならではの高品質、環境負荷の低い製造・流通工程を強みに設備増強されている顧客も多数あり、それに伴い弊社のビジネスも拡大基調にあります。
三貢機械の強み・特徴
弊社には創業67年という社歴があります。
社歴は一朝一夕で作れるものではありません。三貢機械株式会社が長きに渡って存続しているのは顧客、協力メーカーからの信頼があってこそだと考えています。それだけの信頼を得られている理由の一つは小規模経営ならではのレスポンススピードだと考えています。
三貢機械の今後の展望
今後弊社が成長して行くために必要なものは3つ。
1つめは、質の伴った人員の増強。
2つめは、ICTのさらなる活用による業務の高速化。
3つめは、周辺事業領域での新規事業の開発です。
三貢機械の会社概要
会社名 | 三貢機械株式会社 |
設立 | 1951年10月17日 |
資本金 | 30,000千円 |
事業内容 | ポンプ及び各種産業機械の販売、各種産業機械の設計・製作、各種製缶・機械加工、機械器具設置工事、機器メンテナンス |
HP | http://www.kikai-sanko.co.jp |
アクセス | 【本社】東京都港区虎ノ門1-11-2 【千葉営業所】千葉県千葉市中央区今井1-18-19 |