「仕事辞めたい…。」
「仕事つらい…。こんな生活もう続けたくない…。」
と、思ったことありませんか?
もしくは、今悩んでいたりしませんか?
きっとだれもが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
社会人になると、1日のほとんどは会社で過ごすことになります。
その会社がつらいというのは、とても苦痛ですよね。
そこで今回は、会社に行くことに苦痛を感じたときに、みんなはどうやって解消してきたか
体験談をまとめてみました。
悩み解消のヒントが見つかるかもしれませんよ!
目次
会社辞めたいと思う時ってどんな時??
まずは、どういう時に会社を辞めたい・仕事がつらいと思ったことがあるか、みんなの体験談をまとめてみました。
あなたと似たような状況はありますか?
ともかく労働時間が長い!!
残業が多かったり、休日出勤や早朝出勤など、労働時間が長く体調もメンタルもやられて会社を辞めたいと思っているパターン。
新人や、SEやweb職、営業職に多くみられる傾向です。
労働基準法に反していたり、何より健康状態を悪くする危険性があるので注意が必要です。
人間関係(上司・先輩・後輩)にイライラする!!
誰しも一度は人間関係で悩んだことはあるのではないでしょうか?
学校でも会社でも、合わない人はいますよね。
1日のほとんどを過ごす職場で、人間関係がうまくいかないと辛いですよね。
また、仕事もチームワークが必要な場面は多くあります。
そこで人間関係が悪いと、スムーズに仕事も進まずストレスを感じることでしょう。
社会人になっても、周りの人の足を引っ張ったり、人の利益を自分のものにしたり、イジメをしたりする人がいます。
そういった人が職場にいると本当に憂鬱になります。
仕事内容がつまらない!!
長く続けているとだんだんと仕事内容に関する悩みも出でくるのではないでしょうか。
自分のやっていることに意味はあるのか?このままずっと続けて行くべきなのか?と、自問自答してしまいます。
セクハラ・パワハラされている!!
昨今問題になっているセクハラやパワハラに悩んでいる人もいるかと思います。
どこに相談していいのか、相談できる人がいない、といった状況に陥っていませんか?
これらは、すぐに解決すべき問題です。
会社の制度がひどい!
給与制度や評価制度などの社内制度にまつわる悩みはありませんか?
内容によってはブラック企業に当てはまる可能性もありますし、今後のキャリアにも関係してきますので転職の検討が必要かもしれません。
給与が安すぎる!
仕事の内容が過酷だったり、長時間労働にもかかわらず、もらえる給料が低いというのも辛いですよね。
給料が今よりもらえる仕事に転職するのか、上司に掛け合ってみるのか、解決法はどんなものがあるのでしょうか。
お客様からのクレームにメンタル崩壊…
コールセンターや接客業、営業職など直接お客様とやり取りをする職種の場合、クレームを受けることがあります。
気持ちをうまく切り替えられればいいですが、そう上手くいかず落ち込んでしまいストレスが溜まって会社を辞めたくなることもあります。
会社の方針に賛成できない。会社の経営が危なそう
会社の経営についての不満が募って辞めたくなっている人もいます。
将来への不安にも繋がるので、悩みのタネです。
辞めたい理由はさまざま
あなたの悩みに当てはまるものはありましたか?
会社を辞めたい理由は、職種・業界・社歴・性格などによってさまざまです。
どれも本人からするととてもストレスに感じていることでしょう。
それでは、これらの辞めたい原因を解消する方法はあるのでしょうか?
新卒社員・社歴3年以上別に、解決方法をみなさんの体験から学んでいきましょう。
会社を辞めたいときの解決法【新卒社員編】
まずは、新卒で入社したばかりで社歴1年未満の場合の体験談を交えて、悩み解決法を考えてみましょう。
上司・先輩への不満で会社を辞めたい場合
入社したばかりは、研修やOJTなど先輩から指導してもらう機会も多いですよね。
その中で、先輩にこっぴどく怒られたり、わからないことを優しく教えてもらえなかったり、お局さんにチクリと嫌味を言われたりなんてことがあって、ストレスが溜まっているのではないでしょうか?
新卒で入社したばかりの場合、まだ仕事も一人で満足にできない半人前の状態かと思います。
そんな状態にもかかわらず、上司や先輩への不満をぶちまけては、上であげたように反感を買ってしまいさらに状況が悪化する可能性も…。
そこでオススメする解決法は、とりあえず「もう少しだけ耐えてみる!」です。
なぜこの解決法かというと、新卒の場合、仕事に慣れていないというところに原因がある可能性があるからです。
仕事や社会人生活に慣れていないと気持ちに余裕がなく、ちょっとした事でもとてもストレスに感じ、負担になってしまいます。
また、「先輩や上司が優しく教えてくれない」「お局が嫌味をいってくる」といった問題も、時間が解決してくれる可能性が高いです。
なぜかというと、仕事未経験者に教えるというのは実はとても大変なことだからです。
自分の業務が忙しくても手を止めて一つ一つ分かりやすいように教えたり、何回も同じことを聞かれたりすることは、教える側にも負担になっているんです。
もちろんそれは仕方のない負担なのですが、やはり忙しい中でのそういう状況はイライラを招いてしまい、あなたに当たってしまうのかもしれません。
しかし、あなたがどんどんと業務を覚え独り立ちしていくと、先輩たちの負担は少なくなり、あなたを必要とするようになっていくことでしょう。
そうすれば、人間関係は改善される可能性が高いのです。
また、その他に「もう少し耐えてみる」理由としては、人間関係はどこの会社にいってもつきまとうものだからです。
採用サイトや求人情報には「仲の良い職場です!」とかは書いてありますが、実際どんな人がいるのか、本当に仲が良いのかは入ってみないとわかりません。
よって、辞めて解決するとは限らないのです。(一時的には解決しますが…)
耐えよう!と思っても実際はストレスがたまることだと思います。きっと憂鬱になるでしょう。
そんな時は、同期や友人と飲みに行って吐き出すことをオススメします!
同じ悩みを持っている人たちと話せば、「分かる、分かる~!」と、悩みを共有すれば案外心も軽くなるものです。
同期であれば、登場人物も会社の状況もわかってくれるので話しやすいでしょう。
ただし口の軽い同期には注意しましょうね!
入社したばかりで辞めると、転職時の経歴部分で志望する企業の人事担当者に、新卒入社の会社をすぐ辞めたことを突っ込まれることは間違いないのでしょう。もし本当に辞めるのであればしっかりと理由も準備しておきましょう。
こちらの記事でも、新卒で辞めるメリットとデメリットを紹介しています。
仕事内容がつまらないといった悩みにも
「もう少し耐える」という解決法は他に、「仕事内容がつまらない!」といった悩みにもあてはまります。新卒の場合、目の前のことをこなすだけで精一杯で、仕事の面白さを見る余裕がない可能性があります。
また、まだできることが少ないので、先輩から雑用しか任されないこともあるでしょう。しかし、少しずつできることが増えれば、自然と仕事のやりがいを見つけられることでしょう。
しかし、身体に不調が出てきているなら無理をしてはダメです!
無理に続けて身体やメンタルを壊して、最終的に自殺を選択してしまう…なんてことになっては元も子もありません。
セクハラ・パワハラされていて辞めたい場合
セクハラやパワハラをされているなら、泣き寝入りして、耐える必要はありません。
まずは第三者に相談することを検討しましょう。
会社によっては、セクハラやパワハラを相談できるコンプライアンス担当部署や窓口が設置されています。会社内の相談窓口や上司に相談することで、原因の人を異動もしくはあなた自身が他部署に異動させてもらえ、離れることができる可能性もあります。
また各都道府県に設置されている労働基準監督署に相談することもできます。
事実を証明できる証拠を集められるようであれば、できるだけ集めておきましょう。
スマホの録音機能を使ったり、メールでセクハラを受けているのであれば残しておいたりしましょう。
第三者に相談する以外の解決法としては、転職することで原因の人物から離れるのも手段です。
労働時間が長い・会社の制度がひどい
毎日のように夜遅くまで残業がある場合は、労働基準法で定められた労働時間を超えている可能性がありますので、しっかりとタイムカードや自分のメモで時間を記録しておきましょう。
また、残業をしているにも関わらず残業代が支払われなかったり、目標数字に達成していない分を自費で負担させられたりするといったことがあるようならば、いわゆるブラック企業である可能性が非常に高いです。
記録を自分でしっかり残し、各都道府県の労働基準監督署に相談するか、新卒であっても早めに見切りをつけて転職を検討したほうが良いかもしれません。
給与が安すぎる!
新卒で入社したばかりであれば、大幅な給与アップすることは難しいことがほとんどです。
また、研修中・半人前の状態で給与アップの交渉をすると、周りからの反感を買ったり、上司に良い顔をされない可能性は高いでしょう。
どうしても今の働きと給与が見合わないと思うのであれば、次の就職先を見つけてから退職することをおすすめします。
新卒で入社した会社をすぐ辞め転職する場合、スキルや実務経験がないため今より良い企業に入るのはなかなか難しいものです。
また、今より給与がよくても労働時間が長かったり、賞与がなかったりなど、条件面が厳しい場合もあります。
しっかりと給与や仕事内容、社内制度などの労働条件を調べて、次を見つけてから辞めたほうがいいでしょう。
業界研究・企業研究をもう一度しっかり行うのもオススメです。
転職以外の解決法は、今の会社で評価してもらえるようにスキルを磨いて今後の給与アップを目指しましょう。
会社をやめたいときの解消法【社歴3年以上の社会人編】
それでは次に、社歴が3年以上の社員の場合の解決法を見ていきましょう。
会社をやめたいときの解消法【社歴3年以上の社会人編】
人間関係で辞めたい場合
ある程度の経歴・社歴があって、人間関係で辞めたい場合どうすればいいのでしょうか。
人間関係といっても、人によってその悩みはさまざまです。
たしかに転職をすれば、悩みの原因となっている人物と離れることができます。
しかし問題なのは、転職しても人間関係の悩みが必ずや解消されるかはわかりません。
安易に転職を考えるのではなく、自分の年齢・経歴を考え、転職先を決めてから退職するのがベターです。
年齢やスキルによっては、再就職が難しい場合がありますので注意が必要です。
もし、「あの先輩とウマが合わない」「チームの人といまいち仲良くなれない」「上司が愚痴っぽい人で疲れる」など、我慢できる範囲のものであれば続けたほうが良いかもしれません。
ただし、限界であれば、上のBさんのように異動願いを出すのも一つの方法です。
あなたがスキルを積んでいれば、他部署への異動も受け入れてもらえる可能性が高いです。
Bさんのように、原因の人の名前を出さずに前向きな理由をつけて異動を願い出るのも良いですね。
これは無理しないで!
しかし人間関係でも、「セクハラ」や「パワハラ」「いじめ」をうけているのであれば会社を辞めたほうがいいでしょう。
もしくは、社内の相談窓口や上司に相談して、原因の人物と離れられるように対処してもらうか、各都道府県に設置されている労働基準監督署に相談しましょう!
給与が安い!で会社を辞めたい場合
人数の少ないベンチャー企業だからその辺の交渉は可能らしい(笑)
給与の安さについて悩んでいる場合、多くの人が選んでいる解決法としては、社長や上司など会社側に交渉するか、今より良い給与条件の会社に転職するかのようです。
上にあげたCさんは社長に交渉してうまくいったとのことですが、大企業だったり、年功序列な企業では難しいかもしれません。
実力主義の会社や、ベンチャー企業だと比較的交渉の余地がある傾向にあります。
どちらにせよ、注意すべきはあなた自身のスキルや会社への貢献度が問われます。
Dさんは、今の会社に見切りをつけて転職を選んだようです。
ここで注意が必要なのは、給与面だけで転職先を選ばないことです。
給与が高くても、仕事内容や労働時間に問題がないかよく確認しましょう。
また、給与は評価制度がおおきくかかわってきますので、正当な評価制度があるのかも確認するポイントです。
採用情報を詳しく調べたり、業界研究や企業研究をしっかり行い、転職して同じ悩みにぶち当たらないよう気をつけましょう。
仕事内容がつまらない!で仕事を辞めたい場合
長く働いていると、だんだんと毎日の作業に飽きてきたり、やりがいに疑問を感じてくることがありますよね。
それが理由で、会社を辞めたいと思った場合はどういう解決法があるのでしょうか。
まず一つ目は、転職です。
やりがいを感じることができる業界または職種に転職しましょう。
同じ業界や職種への転職は、即戦力となるので転職に有利に働きますが、
業界や職種を変えないと、また同じ悩みにぶつかる可能性が高くなりますので、しっかりと次の転職先をよく見極め、自分の求めるやりがいとは何かを明確にすることが大切です。
次の解決法としては、スキルを磨くことです。
スキルを磨くことで、重要なプロジェクトや新たな仕事を任され仕事のやりがいが見つかるかもしれません。
また、役職がついたり、上がれば課題も変わってきますので、やりがいが見つかることもあるでしょう。
会社の制度がひどい!
例えば、
評価制度がまったくなく正当・公平な評価がされない、
タイムカードがなく勤怠管理がされていない、
何かと理由をつけてもらえるはずの残業代や休日出勤の賃金がもらえない、
社員に経費を負担させるなど、
社内の制度に問題がある場合も「このままこの会社にいていいのか?」「もしかしてブラック企業では?」と不安に思い辞めたくなることがあるのではないでしょうか。
まずは会社に改善を求めましょう。
会社側が聞き入れず動かないようであれば、転職を考えたほうが良いでしょう。
評価制度、勤怠管理体制、賃金支給に問題がある会社は、長く働くべき環境ではありません。
そのまま理不尽な環境に身をおいて、会社の良いように使われ続けるのが嫌であれば早めに辞めるべきです。
長時間労働が頻繁にある場合も危険です。
あなたが不満に思っていたり、辛いと思っていることが労働基準法に違反していないか確認してみましょう。
超過労働時間や賃金不払いなど、違反しているようであれば働基準監督署へ相談するのも方法のひとつです。
会社の方針に賛成できない。会社の経営が危なそう
採用しなくとも、違う意見を言う人に強く当たるような会社は、先がないと思ったので辞めることにしました。
数年働いていると、会社の方針に納得できないことも出てくるかと思います。
そういった理由で辞めたい時は、自分で会社を変えようと上層部に働きかけるか、転職するかです。
会社を変えるのは簡単にはいかないものです。
どう話せば伝わるのか、説得するための資料作り、周りも味方につけるなど入念な準備をする必要があるでしょう。
それでも全く変わらず納得できない場合や、あまり波風を立てたくないけど状況に耐えられない場合は転職しましょう。
また、会社の経営状態が芳しくなく、将来に不安を感じるようであれば、早めに転職活動の準備をしていざという時のために備えましょう。
この記事のまとめ
いかがでしたでしょうか。
仕事の悩みはなかなか尽きないものです。
自分の体調、メンタル、経済面とうまく相談して、現状維持するか、転職するかを選択しましょう。
体調に支障をきたすような無理は禁物です!
親しい人、相談機関に悩みを聞いてもらい、リフレッシュすることも大切です。
会社都合で辞めるのか、自己都合で辞めるのかによって、失業保険の受給条件も変わってきます。
そういった点なども考慮しながら、辛い気持ちを解消していきましょう!