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【小売業・販売職/IT業界・営業】20代Kさん男性の体験談

スマホを操作する手

今回は、携帯電話販売の代理店で販売員として2年半、その後、IT企業で営業職として3年半働き、今現在は独立したKさんにお話を聞いてきました。
とても仕事に熱心なKさんのプロフィールからご紹介いたします。

Kさんのプロフィール

 名前  Kさん
 年代・性別  20代後半・男性
 最終学歴 大学卒
 経験社数 2社
業界/職種/在籍期間  1社目 小売業/ 販売職/ 2年6ヶ月
 2社目 IT業界/ 営業職/ 3年6ヶ月
 3社目 IT業界/ 独立/ 1年目

【1社目】携帯電話販売代理店(小売業)/販売員の体験談

事業内容・仕事内容

ジョブリエくん
Kさん、よろしくお願いします。
K さん
よろしくお願いします!
ジョブリエくん
1社目で入った会社はどんな事業内容の会社だったんですか?
K さん
はい、ドコモの携帯電話販売の代理店です。
ジョブリエくん
なるほど。Kさんの入社経緯と、具体的にどんな仕事内容を担当していたか教えてください。
K さん
特にこの会社を選んだ理由というのはないのですが、もともとは派遣社員として入社しました。その後、契約社員になって、サービス窓口でのお客様対応、修理担当、チーム管理など店舗の業務全般を担当していました。

携帯電話販売代理店(小売業)/販売員の良かったところ

ジョブリエくん
この業界・会社で働いてよかったと思うところはありますか?
K さん
大手企業の代理店でしたので、残業が月45時間以内と徹底されていましたし、残業代も15分単位でしっかり支給されていました。
あとは研修がとてもしっかりしていたのは、とても良かったですね。
入社してすぐもですし、入社後も定期的に研修がありました。また契約社員だったんですけど、契約社員でも色々仕事任せてもらえました。
ジョブリエくん
なるほど。正社員になるにはなにかテストがあるんですか?
K さん
僕のいた会社はありませんでしたが、他の代理店では正社員になるための試験がありましたよ。あとは、会社独自の資格がありましたね。とるのがとても難しいものなんですが、それを取得すると給与が上がりました。僕は辞めるまでに5個取得しました。
ただ会社での資格なので、転職には役立つ資格ではありませんけど。笑
ジョブリエくん
そういったものがあるんですね!
では職種である販売員をやって良かったところはなんですか?
K さん
まずはコミュニケーション能力が身につきましたね。連日、老若男女来ますからね。傾聴の姿勢も身につきました。まずはお客様の話を聴くというはとても大事ですから。
ジョブリエくん
たしかに携帯ショップの客層は小売の中でも、広いでしょうね。年齢層も性別も、職業も関係なくみんな携帯電話を持っていますもんね。
K さん
あとは、営業力もつきましたね。窓口でただお客様の対応をするだけじゃなくて、オプションをつけてもらったり、タブレットを買ってもらったりと営業することもありましたから、数字を追うという感覚はここで覚えたと思います。
ジョブリエくん
なるほど。2社目の営業職に繋がっているということですね。

携帯電話販売代理店(小売業)/販売員の悪かったところ

ジョブリエくん
では、逆に悪かったと思うところはありますか?
K さん
一番は、接客に関する面ですかね。先ほどもいいましたが、お客様は老若男女で、当然対応に困るような人もたくさんきます。僕のいた店舗は、客層があまり良くなかったので大変でした。
1日2,3件は大きいクレームがありました。私はリーダーをやっていたので、まず担当者が対応して、それでも収まらないときにクレーム対応をするといった感じでした。やはり、接客面でメンタルをやられて辞める人も多かったですね。
ジョブリエくん
たしかに、かなり気を使うでしょうね…。
他に、悪いと思うところはありますか?
K さん
悪いというか、シフト制だったので土日休みの周りと予定が合わせられないというのはありましたね。
ジョブリエくん
販売員あるあるですね。

会社の雰囲気は?

ジョブリエくん
次に職場環境について教えてください。
従業員の男女比と年齢層はどうでしたか?
K さん
男女比は半々でした。
年齢層は20代~30代で若めでしたね。
ジョブリエくん
働いている従業員の方は、どんな方が多かったですか?
K さん
男性は、半分オタク、半分体育会系。女性は、気が強い人が多かった!あとオタク笑。あんまり可愛い子はいなかったですね笑。
ジョブリエくん
それは、怒られますよ笑
K さん
男性は、半分オタク、半分体育会系。女性は、気が強い人が多かった!あとオタク笑。あんまり可愛い子はいなかったですね笑。

携帯電話販売代理店(小売業)/販売員に向いている人は?

ジョブリエくん
Kさんからみて、どういった人がこの仕事に向いていると思いますか?
K さん
コミュニケーション能力が高い人or身に付けたい人!あとは、割り切れる人!BtoCの仕事だから、直接お客様に色々言われるですけど、これを全て鵜呑みにしているとキリがないです。お客様との距離は近すぎず遠すぎず、そして割り切って対応しないとメンタルが持ちませんからね。

携帯電話販売代理店(小売業)の今後について

ジョブリエくん
Kさんは、この業界の今後についてどう思いますか?
K さん
今後は縮小傾向になっていくのではないかと思います。この業界は、景気や法律に影響を受けますし、手数料もとれなくなりましたし。

【2社目】IT業界/営業職の体験談

事業内容・仕事内容

ジョブリエくん
2社目の会社について教えてください。まずは、事業内容と仕事内容はなんですか?
K さん
設立10年未満のSEOのコンサルティング会社です。そこで営業部に所属していました。具体的には、新規営業のテレアポや、既存顧客への対応、マネジメントなどをしていました。
ジョブリエくん
2社目は正社員として入社したんですか?
K さん
そうです。1ヶ月の研修期間後、3ヶ月でリーダー、6か月でサブマネージャー、1年6ヶ月でマネージャー、2年目で営業部長になりました。
ジョブリエくん
そんな短期間で!!すごいですね!
K さん
ありがとうございます。ベンチャー企業なんで、社歴や年齢は関係なかったです。

IT業界/営業職の良かったところ

ジョブリエくん
IT業界/営業職で働いてみて、どんな点が良かったと思いますか?
K さん
まず一つ目は、営業というものを知れたところですね。バリバリ営業会社だったんで、イチから営業を学ぶことができました。企業間取引の流れを知ることもできました。
ジョブリエくん
研修はあったんですか?
K さん
研修らしい研修は当時はありませんでした。先輩社員を見て学ぶのと実践でって感じですね。その時に1社目の経験も役に立ったと思います。
研修制度については、会社によると思うので心配な方は採用ページや面接時に確認したほうが良いと思います。
ジョブリエくん
他に良かった点はありますか?
K さん
あとは、社歴を重ねるにつれて自分のチームを持てたし、営業全体も見るようになったのでマネジメント経験ができました。
営業職は色々な企業を回るので、人脈も広がったのは良かったと思います。辞めたあとも付き合いがありますし。
あとは、SEOの知識が身についた点も良かったです。
ジョブリエくん
Kさんは現在独立しているとのことですから、在職中のそういった人脈や知識というのは財産ですね。

IT業界/営業職の悪かったところ

ジョブリエくん
では、今度は悪いと感じたところを伺いたいと思います。

会社の悪かったところ

ジョブリエくん
会社として、悪かった点というのは、何かありますか?
K さん
無駄な会議がとても多かったですね。社会人経験が少ない人ばかりの若い会社だったからか、会議の準備をせずただ集まって、ダラダラと話し合うといったことが多くてとても無駄でした。上に決定力がなくて話がまとまらず、堂々巡りなことが多かったです。
後は、ベンチャー企業にもかかわらず、チャレンジ精神がないというか、行動に移さないことが多かったですね。そこはとても不満でした。
あと若い人ばかりだったので、学生ノリでした。

業界の悪かったところ

ジョブリエくん
では、今度は業界の悪いと感じたところを教えてください。
K さん
中途半端な知識でサービスを提供する会社が多かったところですね。僕のいた会社もそうなんですが、研究しようとする会社が少ないと感じました。
無形なサービスなので、お客様からするとグレーとか不透明な印象を受けるかもしれません。
あと、この業界はルーズな会社や人が多いですね。

会社の雰囲気は?

ジョブリエくん
会社の内部について聞かせてください。男女比や年齢層はどうでしたか?
K さん
男女は6:4、平均年齢は28歳くらいでした。
ジョブリエくん
若いですね!
福利厚生はどうですか?
K さん
まだ歴史の浅い会社だったので、福利厚生はそこまで充実していませんでしたね。新しい福利厚生ですってなっても、すぐ廃止になったりしていました。
ジョブリエくん
社風はどんな感じでしたか?
K さん
若くて体育会系のノリでした。社長も体育会系出身なので。飲み会とかは、大学生みたいでしたね苦笑。
そういうノリについていけない、落ち着いた雰囲気の人は辞めていくことがほとんどでしたね。ノリだけが辞める理由ではないと思いますが。

IT業界/営業職に向いている人

ジョブリエくん
どんな人が、この業界や職種に向いていると思いますか?
K さん
目標意識のある人ですかね。どうしたいかがちゃんと見えていて、それに向かって自分から動ける人ですね。
あとは、お客様から潜在ニーズを引き出せる人は強いと思います。お客様が口で言っていることだけではなくて、さらに踏み込んだところに入って、どういったことを解決したいのかを引き出せるとお客様の満足度も上がりますし、追加受注に繋がる可能性もあります。

IT業界の今後について

ジョブリエくん
Kさんは、今後のIT業界についてどう思いますか?
K さん
生き残る会社が少なくなると思います。研究する会社が少なくて、自社で作業するのではなく外に投げる会社が多いんですよね。販売するだけの会社はたくさんあるんですよ。
だから、地道に研究して成果をだせる会社が強くなっていくと思います。

仕事に大事なこととは

ジョブリエくん
Kさんが今まで働いてきて、「仕事に大事なこと」ってなんだと思いますか?
K さん
僕が日頃から仕事で意識しているのは2つあって、
・「全ての行動に期限をつける」
・「報連相をしっかりする」です。
ジョブリエくん
ほうほう。理由を教えてください。
K さん
はい。まず1つ目の行動に期限をつけるというのは、メリハリを付ける上でとても重要です。期限を指定されていないものでも、自分で期限を設定してそれまでに必ず終わるように進めます。また、お客さんに期限を伝えて話を進めると、向こうも安心してくれます。
期限を伝えていないと「あの件、どうなっているんだろう?いつ連絡くるんだろう?」と不安にさせてしまいます。
K さん
二つ目の報連相は、よく社会人で大事なこととして言われていますよね。これ本当に大事だと思います。
社内でも必要ですけど、お客さんに連絡をこまめにすることで相手からの信用を獲得することができます。
僕はお客さんにはマメに連絡をとりますし、しっかりと説明もして不透明にしないようにしています。そのおかげで、独立してからクレームはゼロです。
ジョブリエくん
なるほど!たしかに連絡をマメにもらえると安心感が違いますね。
K さん
連絡する、しないで、人間関係が変わってくると思いますよ。
ジョブリエくん
貴重なお話ありがとうございました!
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